中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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入試の四字熟語7

三字・四字熟語 目次 >

 漢字は読みを書き、カタカナは漢字を書いてください。
 あの人の傍若無人なふるまいに腹を立てた。
(都立校)
 酒を飲んで車を運転するとは、ゴンゴドウダンだ。
(都立校)
 イク同音に反対する。
(長野県校)
 次の文章の空欄にあてはまる四字熟語はどれですか。
 一つの国には、それを造りあげてきた長い歴史と文化があり、【    】で変わるものではなく、また変えられるものでもない。
 ア 一長一短
 イ 一進一退
 ウ 一石二鳥
 エ 一朝一夕
 オ 一挙両得
(高田高)

答 え











答 え

1 ぼうじゃくぶじん (他人を無視して自分勝手に行動すること)
2 言語道断 (とんでもないこと)
3 異口 (異口同音: 多くの人が同じことを言うこと)

B エ 一朝一夕 (わずかな期間)

一長一短 (長所と短所があること)
一進一退 (良くなったり悪くなったり、進んだり退いたりすること)
一石二鳥 (一つのことをして二つのことを得ること)
一挙両得 (一石二鳥と同じ)


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漢字の読み書き293

漢字の読み書き 目次 >

 下線部のカタカナを漢字に直しててください。
 シンサンをなめる。
 マイキョにいとまがない。
 勝ち負けにコウデイする。
 教授のシゲンを聞く。
 悪事をソソノカす。
(市川高)

 フクザツな構造。
 機嫌をソコねる。
 ナットクのいく仕上がり。
 家庭ホウモンをする。
 オリンピックのカイカイ式。
 体力をヤシナう。
(長野県高)

答 え












答 え
 
 辛酸 (さまざまな苦労)
 枚挙 (一つ1つ数えあげること)
 拘泥 (こだわること)
 至言 (本質をとらえた言葉)
 唆(す)

 複雑
 損(ねる)
 納得
 訪問
 開会
 養(う)

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古文の言葉257

古文 目次 >

 次の文章を読んで、後の問いに答えてください。

  長常(ながつね)といふ彫り物師は、類ひなき上手なり。 丸山応挙(まるやまおうきょ)も画(え)の上手なりしが、阿波守(あはのかみ)とふ人、長常に「小柄(こづか:日本刀に添える小刀)を彫りてよ、応挙の下絵をかかせん」ととあつらへければ(頼んだところ)、長常うべなひたり(引き受けた)。よりて阿波守、応挙にしかじかといひければ、すみやかに下絵をかきておくりしかば、阿波守、長常の方に持ち至りて、下絵を与へければ、長常、「この下絵にてはえ彫らじ」といひたり。「いかなれば」と 波守問ひつれば、これはわれに彫らさんと告げて、応挙に下絵をかかせたまひしと見えて、応挙は画の上手なれば、わが彫るたがねぐせ(ノミで彫るときの癖)をそのままかきたり。常に悪しきたがねぐせなれば、直さんとのみ思ふ。そのくせを彫らんとするはいと難きことなりといひければ、阿波守ものの上手どもの妙なるを感じて、小柄を彫らすのをやめたり
  (「橘窓自語」 香川県高 入試文より)

 橘窓自語(きっそうじご)は、江戸時代に橋本経亮(はしもと つねすけ)によって書かれた随筆です。

 この古文を、映画や劇の台本のように、‥仂貎擁、▲判颪(状況説明)、台詞せりふ(登場人物の発言)の構造で捉えてみましょう。

登場人物
 阿波守(あはのかみ) … 大名。小柄の彫刻を頼む。
 長常(ながつね) … 彫る名人。たがねを使って彫る。
 円山応挙(まるやまおうきょ) … 絵の名人。作品

ト書きと台詞の概要
 阿波守が小柄の彫刻を頼むため、応挙に下絵を描かせ、長常に彫らせようとした。
 下絵を見た長常は、自分の癖が下絵に表れていたので、阿波守に訳を話して彫るのを断った。

問題
1. 「この下絵にてはえ彫らじ」とありますが、この下絵では彫ることはできないと、長常が言った理由はどれですか。
 名人の下絵をもとに彫り物をすると、張り合おうとする気持ちが生じて普段は現れない自分の悪いくせが出てきてしまうから。
 くせのある下絵をもとに彫り物をすることは、その下絵の影響を強く受けてしまい自分らしさを失うことになってしまうから。
 自分の悪いくせを捉えた下絵をもとに彫り物をすることは、直そうと思くせをわざわざ彫ることになってしまうから。
 細部まで巧みにかかれた下絵をもとに彫り物をすると、自分の悪いくせがより強く出て下絵の良さを台無しにしてしまうから。

2. 小柄を彫らすのをやめたり、とありますが、阿波守はどのような思いからこのようにしたと考えられますか。
 長常と応挙の、作品づくりにおいては誰の意見にも左右されまいと する態度に触れて、 二人の誇りを尊重すべきだという思い。
 長常と応挙には、名人同士であるが故に互いに気づ くものもあるのだと感心して、これ以上立ち入ること はできないという思い。
 長常と応挙の、技術の向上のためには他のすべてを 捨て去るのだという覚悟を知って、容易には仕事を依頼できないという思い。
 長常と応挙には、互いに短所を指摘し技を高め合う ようなつながりがあると感じ、名人にしかわからない境地があるという思い 。

答 え











答 え
1. ウ

2. イ

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熟語を使った文章299

三字・四字熟語 目次 >

 下線部に当てはまる四字熟語は語群のどれですか。
1.  若い頃から猫背気味だった私は45歳の頃、______で姿勢を正そうと意識した時期があった。
2.  自然本来の姿に良さを見出す時代になり、節のある木材の味わいが______を問わず多くから支持されている。
3.  地方で営業するイタリア料理店のシェフは、「地元の食材を地元で消費する______を大切にしてきた。地方から食文化を発信していきたい」と語る。
4.  地位が上がるほど、仕事は複雑な判断が必要になってきます。その時に______な実力では、とうてい対応することができません。

語群
 地産地消
 心機一転
 中途半端
 老若男女

答 え











答 え
1. 心機一転 (あるきっかけで、気持ちがすっかり変わること)
2. 老若男女 (ろうにゃくなんにょ: 老人・若者・男・女すべての人)
3. 地産地消 (地元産の物を地元で 消費すること)
4. 中途半端 (判断が曖昧である様子)


参考文献
〔1〕読売新聞 2016年3月17日朝刊 ぷらざ 「背筋シャンと歩き出そう」」
〔2〕同紙 2016年10月9日朝刊 「日曜の朝に」
〔3〕同紙 2008年8月5日朝刊 「気になる!」
〔4〕同紙 2013年3月12日朝刊 「仕事力入門」
(表記の一部を変更しています)

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ことわざを使った文章303

ことわざ・慣用句 >

 下線部に当てはまることわざ・慣用句は語群のどれですか。
1.  長男が入った」中学のサッカー部はとても厳しかった。 (略) それでも「やめたい」と言い出す子はいなかった。______私たちも、卒業の頃には、「あの指導のおかげで受験も乗り越えられ、友情も深まった」と先生方に感謝した。
2.  東京大学の推薦入試は、入学定員の3%にあたる100人程度の募集を想定している。人数は決して多くないが、筆記テスト中心の入試の在り方に、______試みと言えよう。
3.  東大は論文数などを指標とした国際大学ランキングでも、欧米の主要大学の______。あらかじめ「正解」のある問題を手際よく解く能力に秀でた学生ばかりでは、独創的な研究者や様々な分野のリーダーとなる人材が育つのは難しい。
4.  兄夫婦と姉夫婦、私の夫婦で話し合い、両親の介護の役割分担をすることにしました。兄夫婦も自分たちの役割を了解しましたが、______と何もしません。

語群
 一石を投じる
 蓋を開けてみる
 眉間にしわを寄せていた
 後塵を拝している

答 え












答 え
1. 眉間にしわを寄せていた (眉間にしわを寄せる: 不機嫌そうな表情をする)
2. 一石を投じる (問題を提起する)
3. 後塵を拝している (後塵を拝する: 後れをとる)
4. 蓋を開けてみる (蓋を開ける: 開始する。結果を見る)


参考文献
〔1〕読売新聞 2017年6月25日朝刊 気流 きつい練習 信頼深まる」
〔2〕〔3〕同紙 2013年5月21日朝刊 社説 「東大の推薦入試」
{4〕同紙 2016年3月17日朝刊 「人生案内」
(表記の一部を変更しています)

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