中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。 対象は中学生以上。
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文中の漢字54

 漢字の読み書きをしてみましょう。

1. 下線 a 〜 e と同じ漢字を使うものを次の中から選んでください。

コウ (ア)原コウ (イ)国コウ (ウ)木コウ
(エ)参コウ (オ)方コウ
マヌがれて (ア)トウ亡 (イ)回ヒ (ウ)メン責
(エ)ダツ税 (オ)イツ話
コク (ア)コク際 (イ)コク発 (ウ)コク物
(エ)コク明 (オ)コク評
タン (ア)簡タン (イ)発タン (ウ)冷タン
(エ)分タン (オ)感タン
ジョ (ア)援ジョ (イ)ジョ文 (ウ)突ジョ
(エ)ジョ夜 (オ)ジョ流

2. 下線部 甲「遺伝的な要因」、乙「環境」と関連があることわざを次の中からそれぞれ選んでください。

 人間の個性というものは、遺伝的な要因と、環境の相互作用でできあがるものであるから、クローン技術ではコピー人間をつくることはできないのであるが、過度の執着は理性をも失わせるものである。

ア かわいい子には旅をさせよ
イ 三つ子の魂百まで
ウ 蛙の子は蛙
エ 住めば都
オ 朱に交われば赤くなる
カ 親の七光り
(拓殖大学第一高校)

答 え












答 え
1.
a オ (趣向、方向)
b ウ (免れて、免責)
c イ (告知、告発)
d ウ (濃淡、冷淡)
e エ (排除、除夜)

2.
甲 ウ (蛙の子は蛙: 子は親に似る)
乙 オ (朱に交われば赤くなる: つきあう人によって良くも悪くもなる)

かわいい子には旅をさせよ (子がかわいいなら、世の中で苦労させたほうがよい)
三つ子の魂百まで (幼いころの性格は一生変わらない)
住めば都 (住んでしまうと、そこが一番よいと思われる)
親の七光り (親の地位・名声が子に役立つこと)


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ことわざを使った文章74

 つぎの文章には、ことわざ・慣用句が使われています。下線部にあてはまる言葉は何でしょうか。

1.  (修学旅行で)東大寺南大門の金剛力士像を見た時です。これが教科書で見たものかと感じるとともに、あまりの迫力に言葉も出ませんでした。 (略) 「______」というのはこういうことを言うんだな、と強く感じました。

2.  (亡くなった)父の作業を思い出して米や野菜を作ることにした。 (略) 野菜作りでもトマトやナスの苗が風で飛ばされたりした。甘く見ていた私は______、農業の重みを思い知らされた。

3.  耐震性が低い建物は、瞬時につぶれる1階よりも2階のほうが安全など、建物による壊れ方の特徴が明らかになってきた。2007年の新潟県中越沖地震では、家がつぶれる前に外に逃げ出し、______例も報告されている。

4.  農地制度の軸足を「所有」から「利用」に移して農業の衰退に歯止めをかける。こんな狙いを込めた改正農地法が、国会で成立した。 (略) 改正法を______に終わらせないためには、貸し手と借り手の相互理解が重要だ。

〔語群〕
 しっぺ返しを食い
 絵に描いたモチ
 九死に一生を得た
 百聞は一見にしかず

答 え










答 え
1. 九死に一生を得た (〜を得る: 危ういところで、かろうじて助かる)
2. しっぺ返しを食い (〜を食う: 仕返しされる、報いを受ける)
3. 百聞は一見にしかず (何度も話を聞くより、実際に見るほうがよく分かること)
4. 絵に描いたモチ (何の役にも立たないもの)


参考文献
〔1〕〔2〕読売新聞 2009年6月29日朝刊 気流「仏像の圧倒的迫力」「片手間だった農業 本格的に営む苦労」
〔3〕同紙 13日夕刊 「地震の鉄則 本当なの?」
〔4〕同紙 28日朝刊 社説「平成農地改革」 (表記の一部を変更しています)


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熟語を使った文章75

 つぎの記事には四字熟語が使われています。下線部にあてはまる言葉は語群のどれでしょうか。

1.  臓器移植法改正案(A案)が衆院を通過した。和田移植から実に41年、移植法成立からでも12年。「______」と「たなざらし」の歳月だった。

2.  (学校の)先生の仕事は「マラソン」と同じ。最初から突っ走ったらバテるし、走っていて楽なフォームというものがある。そのフォームは______で、走りながらつかんでいくもの。 

3.
 きょうは世界禁煙デー。WHOの今年のスローガンは実に______で、「警,告! たばこの健康被害」となっている。

4.  (イタリアのベルルスコール)首相は失言癖でも知られ、先月は地震被災地の子供に「テントで暮らすのはキャンプに行くようなもの」と語って物議を醸したばかりである。経済問題、震災、新型の感染症と______の折も折、失言や醜聞の連続に人々の心情はいかに。
 
〔語群〕
 千差万別
 多事多難
 紆余曲折
 単刀直入

答 え










答 え
1. 紆余曲折 (曲がりくねった経過をたどること)
2. 千差万別 (それぞれ異なること)
3. 単刀直入 (すぐ要点をつくこと)
4. 多事多難 (多くの問題や困難があること)


参考文献
〔1〕読売新聞 2009年6月19日夕刊 「よみうり寸評」
〔2〕同紙 6月28日朝刊 「先生の仕事は『マラソン』」
〔3〕同紙 5月31日朝刊 「編集手帳」
〔4〕同紙 5月8日朝刊 「編集手帳」 (表記の一部を変更しています)


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一生懸命を作文9

 学校仕事家庭での一生懸命を、新聞記事から紹介します。

 諸君は大いなる希望を持って大学に入ってきました。新しいことを勉強したい、世の中の役に立ちたい。あるいは、それほど積極的な理由はないまま入った人もいるかもしれません。しかし、入ったからには、一生懸命勉強してほしいと思っています。
 専門の勉強と並んで、社会と人間について理解することがとても大切です。
(読売新聞 2009年6月26日朝刊 「拝啓MESSAGE 学生諸君」) 

 「全身全霊をかけて音楽を作っていきたい」と、法廷で音楽への情熱を語っていた小室哲哉被告。 (略) 「被害者からは優しい真人間になるよう言われた。その通りだと思う。肝に銘じたい。そうでないと、ファンの心に響く歌は届かない」と語り、最後に、「残りの人生を精進して一生懸命働きたい」ともう一度頭を下げて会場を後にした。
(読売新聞 2009年5月11日夕刊 「小室被告に『更生機会』」) 

 娘の誕生日に、夫が二つの包みを持って帰ってきた。もちろん一つは娘へのプレゼント。もう一つを、夫から「これはお母さんに……」と言って手渡された。「いつも一生懸命働いてくれているから」と、いつになく熱いメッセージも。思いがけない贈り物に驚き、胸がキュンとなって、「ありがとう」の言葉がうまく出てこなかった。
(読売新聞 2009年6月11日朝刊 「夫のプレゼントに胸キュン」)


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古文の言葉29

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。

 (等楊とうやう:雪舟)は、幼い頃、寺に預けられたが、修行をなまけていつも絵ばかり描いていた)
 等楊十才の頃、とにかくに描く事をやめぬ故、師の御坊(僧は)堂の柱に縛りつけ戒いましむ。然しかれども哀れみて、日暮れに及び縄を解かんとて行き給ふに等楊がひざの下より数十匹のねずみ、驚き騒ぎ走り回る。
 (師の御坊)急にこのねずみを追ふ。御坊怪しみて見給ふに、等楊縛られて一日の落ちる涙の滴したたりを足の親指につけて縁板(縁側の板)にねずみを描く。そのいきほい(様子)あたかも生けるねずみのごとし。師の御坊その妙めうを感じて、これより描くことを戒めず。 (略)
(「草双紙」 福島県高校入試問題文より 表記一部変更)

 「草双紙」は、江戸中期以降に書かれた絵入りの読み物です。この話は、雪舟が幼いころの逸話です。

A 次の言葉の意味は、語群のどれでしょうか。
1 とにかくに
2 行き給ふに
3 等楊が
4 その妙

〔語群〕
ア 等楊の
イ その巧妙さ
ウ 行かれると
エ あれやこれやと

B 「師の御坊その妙を感じて、これより描くことを戒めず」とあるのはなぜでしょう。

答 え












答 え

1 エ あれやこれやと
2 ウ 行かれると  【類】見給ふに (ご覧になると)
3 ア 等楊の
4 イ その巧妙さ


答えの例
 生きているようなねずみを描く等楊に感心したので。


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