中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。 対象は中学生以上。
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文中の漢字138

 カタカナは漢字に直し、漢字は読みがなを書いてください。

1 姉は旅行会社にキンムしている。
2 作品をテンラン会に出す。
3 委員長のキョシュウが注目される。
4 受講希望者が理系科目にる。
5 私の師は温厚篤実な人柄だ。
(都立新宿高)



1 お茶でのどをす。
2 新入生を勧誘する。
3 含蓄のある話を聞く。
4 アバれ川の治水に取り組む。
5 壁画をモシャする。
6 
(富山高)
踏み切りのケイホウ機が作動する。

答 え











答 え

1 勤務
2 展覧
3 去就 (=進退)
4 かたよ(る)
5 おんこうとくじつ (温厚篤実: 穏やかで情深く、まじめであること)


1 うるお(す)
2 かんゆう
3 がんちく
4 暴(れ川)
5 摸写
6 警報


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感謝される行動

 声を掛ける勇気について作文を紹介します。

 駅でよく見かける目の不自由な人が、ホームの端を歩いていました。線路に落ちないかと心配になりましたが、「中学生が手助けしても戸惑ってしまうのでは」などと考え、声を掛けませんでした。
 すると、会社員の男性が近づき、「大丈夫ですか」と声を掛け、階段まで手を引いていきました。目の不自由な人がお礼を言っている姿を見て、「私の考えは、声を掛ける勇気がなかったことに対する言い訳だった」と反省しました。これからは、困っている人に積極的に声を掛けたいです。
(読売新聞 2012年5月1日朝刊 気流 「介助申し出る勇気」 中学生 女子 14)


 会社員の行動は、中学生の手本になりました。日本では、控えめで出しゃばらないことが美徳とされてきました。席をゆずるときの躊躇する気持ちと似ています。

 会社員は、的確に状況を判断し素早く行動しました。次のようなことを考えたのではないでしょうか。
  目が不自由な人だ。
  線路の端を歩いている。
  階段に行こうとしている。
  ホームから落ちると危ない。
  すぐ手助けしよう。

 行動の源は、「他人の幸福に配慮しよう」 「困っている人を助けよう」 といった内から湧き出る声や使命感だったのかもしれません。相手を思う行動に対し、お礼の言葉が返ってくるものです。

(参考) 席をゆずる作文  倫理と作文・論文


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ことわざを使った文章155

 下線部に当てはまることわざ・慣用句は語群のどれですか。

1.  長女は今月から、臨床検査技師として病院で働き始めた。 (略) 分からないことがあれば何でも先輩に聞いているそうだ。「______ 」、新人の今だから聞けることもある。

2.  ______言い方だが、日本では科学といえば科学技術という対句しか想起されず、科学は技術の基礎研究としか位置づけられていないのである。

3.  「______ 」とはよく言ったものだ。近所の目は防,犯対策として有効だとも聞く。昔と今では付き合い方も変化しているが、お互いを思いやる気持ちを持ち続けることが大切だと感じている。

4.  「______ 」という格言をご存知ですよね。何が幸いであるかわかりません。希望通りにいかないことが人生に必要なこともあるのです。

〔語群〕
 遠くの親戚よりも近くの他人
 人間万事塞翁が馬
 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
 身も蓋もない

答 え










答 え
1. 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 (知らないことは率直に聞いたほうがいい)
2. 身も蓋もない (表現が露骨で含蓄がない)
3. 遠くの親戚より近くの他人 (遠くの疎遠な親類よりも、近くの親しい他人のほうが頼りになる)
4. 人間万事塞翁が馬 (人生の幸不幸は予測できない)


参考文献
〔1〕読売新聞 2012年4月22日朝刊 「気流」
〔2〕同紙 4月22日朝刊 「地球を読む」
〔3〕同紙 5月12日朝刊 「気流」
〔4〕同紙 5月4日朝刊 「人生案内」
(表記の一部を変更しています)


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古文の言葉110

 次の古文を読んで、あとの問いに答えてください。

 沢の中に一の鷺(さぎ)ありて、者を窺(うかが)ひて(何者かをねらって)立てり。荘子、これを見てひそかに鷺を打たむと思ひて、杖を取りて近く寄るに、鷺逃げず。荘子、これを怪しんでいよいよ近く寄りて見れば、鷺、一の蝦(えび)を食らはむとして立てるなりけり。(しか)ば、人の打たむとするを知らざるなりと知りぬ。 (後略)
( 「今昔物語集」 千葉県高校入試文より)

 今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)は、平安時代の説話集といわれ、作者はわかっていません。

 次のようなことが書かれています。
 荘子が鷺に近づいたが逃げない。鷺は、蝦を食べようとして立っていた。

下線の意味は語群のどれですか。
1 打たむ
2 怪しんで
3 いよいよ
4 然れば

語群
ア ますます
イ 打とう
ウ だから
エ 打つだろう
オ 不思議に思って

答 え











答 え
1 イ 打とう
2 オ 不思議に思って
3 ア ますます
4 ウ だから


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熟語を使った文章157

 下線部に当てはまる四字熟語は語群のどれですか。

1.  初めての(トキの)放鳥では、1羽ずつ狭い木箱に入れ、約1500人の観衆の前で空に放ったためにトキはパニック状態となり、______に飛び去り、島内各地や雌の大半が本州に分散した。

 
2.  僕ら人間は、______を問わず「楽(らく)」というものが大好きだ。

 
3.  長年勤めた仕事を昨年辞め、再就職して半年だ。不慣れな環境に______し、まだまだ新人の域を出ない。

4.  (7歳の)息子の言葉には時々、ドキリとさせられることがある。無邪気な言葉と______な笑顔に、気持ちがほっこり和んだ。
 
〔語群〕
 四苦八苦
 四方八方
 天真爛漫
 老若男女 (ろうにゃくなんにょ)

答 え










答 え
1. 四方八方 (あらゆる方面)
2. 老若男女 (老人・若者・男・女すべての人)
3. 四苦八苦 (靴の上からかゆいところをかくように、もどかしいこと)
4. 天真爛漫 (明るく無邪気な様子)


参考文献
〔1〕読売新聞 2012年4月23日朝刊 「野生トキ復活へ一歩」
〔2〕同紙 4月26日夕刊 「ちゃっかり者 ハクセキレイ」
〔3〕同紙 4月22日朝刊 気流 「3年 一つの目安」
〔4〕同紙 5月4日朝刊 ぷらざ 「貯金箱に入れたい『笑顔』」
(表記の一部を変更しています)


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