中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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熟語を使った文章304

三字・四字熟語 目次 >

 七から十までの数字の付く四字熟語です。下線部に当てはまるものを語群から選んでください。
1.  顔の形は______で、万人にぴったりのマスクはない。そこで井上さんが勧めるのは、マスクと顔の間に当てガーゼを入れる方法。マスクの内側に侵入した花粉が鼻腔に入らないように阻止する効果はなかなかのものだ。
2.  妻とはうまくいっていないんだ。できるだけ早く別れるから僕を信じてくれ。まあ、こんな甘言をのたまう男は______、妻と別れません。
3.  店主がガトーカマンベールというケーキを考えたのは、有名菓子店のシェフを務めていた20年ほど前。個性の強い素材を生かすために、______。チーズと生地の量のバランスにこだわり、何度も試作を重ねた。
4.  毎食、______にしたら、カロリーを考えなくても大丈夫だと思います。もう少し食べたいな……程度で終わらせるのです。間食も控えめにします。体にも良く一石二鳥ですよ。

語群
 七転八倒
 腹八分目
 九分九厘
 十人十色

答 え











答 え
1. 十人十色  (人によって考えや好みや性質が違うこと)
2. 九分九厘 (ほぼ確実に。九分どおり。〔類〕 十中八九)
3. 七転八倒 (もがき苦しむこと)
4. 腹八分目 (食べる量を、八割ほどにすること)


参考文献
〔1〕読売新聞 2008年2月8日朝刊 「花粉症対策’08」
〔2〕同紙 2015年8月21日朝刊 「人生案内」
〔3〕同紙 2008年4月10日夕刊 「酸いも甘いも知る人に」
〔4〕同紙 2008年5月23日夕刊 「カロリーばかり気になる 和食で―」
(表記の一部を変更しています)

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漢字の読み書き298

漢字の読み書き 目次 >

 下線部の漢字は読みを書き、カタカナは漢字に直してください。
 しい状況を尋ねる。
 緑の芝生は市民のいの場だ。
 作品の巧拙は問わない。
 これはあくまでも暫定的なけいかくだ。

 彼は調査隊をヒキいて北極点を目指した。
 ケワしい山道を登る。
 飛行機のモケイを作る。
 セツビの整った体育館で練習する。
 簡単にできると思っていても、ユダンタイテキだ。
(千葉県高)

答 え












答 え
 くわ(しい)
 いこ(い)  (憩い:くつろぎ)
 こうせつ  (巧拙:じょうず、へた)
 ざんてい   (暫定的な:一時的な)

 率(いて)
 険(しい)
 模型
 設備
 油断大敵 (注,意を怠る ことは何よりも危ない)

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俳句を選んで作文

小論文 目次 >

 問題文を読んで作文してみましょう。

問題
 次のア〜ウの俳句には、いずれも春の季語が用いられています。
 見開きのノートにまづは春と書く   土肥あき子
 たんぽぽに小さき虻(あぶ)ゐる頑張ろう   南 十二国
 若鮎の二手になりて上りけり   正岡子規
 この3つの俳句のうち、あなたが抱いている「春」のイメージに最も近いのはどれですか。ア〜ウから1つ選び、その記号を選んだ理由を、その俳句からあなたが読み取ったことや想像したことを取り上げながら、160字〜200字で書いてください。
(宮城県高)


各俳句から、春をどのようにイメージするか?
中学を卒業し、高校に入学するころを想定する。
 新しいノートを開く。左のページの最初に「春」と書く。余白が右のページへと続く。冬の暗さから、明るい春が始まるうれしさと、これからの展開に期待がふくらむ。
 これからの新しい学校生活が楽しみだ。さあ、がんばろうという気になる。
 黄色いたんぽぽの花に止まる小さな虻を見ている。蜜を集めると、羽を振るわせ飛び立っていく。小さなものが、大きくはばたく様子を想像し、勇気づけられる。
 ちっぽけな自分もこれから始まる学校生活を頑張ろうという気持ちにさせられる。
 清流を、若い鮎の群れが二手に分かれて遡上していく。清流のすがすがしさ、遡上する若鮎たちの躍動を感じる。
 目指す進路はグループによって異なるが、新しい学校生活が始まる。これから、いろいろな出来事を乗り越え、将来に向かって元気に進む。

俳句はわかりやすいか?
 ノートに書く字が「春」である理由や動機が不明。四季でノートを分類するためか。例えば、歳時記のように分類した俳句、風物誌(季節を感じさせるもの)を書く。
 1〜2cmくらいの蝿に似た灰色の虻を想像するので、たんぽぽの花の大きさと比べ小さいとはいえない(小さいアブもいるかもしれないが)。また、血を吸われると腫れあがり、嫌な虫の印象がある。
 鮎の群れが二手に分かれる直接の理由は不明。可能性として、川に中州、大岩、橋げたがあり分流し合流する。または、本流に支流が注ぐ。いずれにせよ、川がY字形になっていることは確かである。

どの俳句が春のイメージに最も近いか?
 ウ 若鮎の句
わかりやすさ 春らしさ 期待 躍動
×(春と書く理由) △(春の字)
△(花と虻の大きさ) 〇(たんぽぽ)
○(Y字の流れ) ○(若鮎遡上)

構成例
若鮎の句が春のイメージに最も近い。
理由:
・鮎の句は、清流を遡上する若鮎たちの躍動や未来を感じる。
・ノートの句は、見開きのページに春と書く理由が不明である。
・虻の句は、蝿に似た虻は大きく、たんぽぽの花と比べて小さいとは想像できない。また、血を吸うので、不快な印象がある。
読み取ったこと・想像したこと:
 鮎の句を進学に重ね合わせる。進路は異なるが、それぞれの学校生活が始まる。いろいろな出来事を乗り越え、将来に向けて元気に進んでいく。

 作文例を示します。

作文例
´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝










 私は、若鮎の句が春のイメージに最も近い
と考える。なぜなら、清流を遡上する若鮎た
ちの躍動や未来を感じるからである。
。一方、春の字の句は、春と書く理由が不明
である。虻の句は、見慣れた虻は大きく、た
んぽぽの花と比べて小さいとは考えにくい。
 鮎の句を進学に重ね合わせる。進路は異な
るが、それぞれの学校生活が始まる。さまざ
まな出来事を乗り越え、将来に向かって元気
に進む姿を想像する。

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古文の言葉260

古文 目次 >

 次の文章を読んで、後の問いに答えてください。

 東南に高き松あり。異木(他の木)にすぐれていとめでたし。中つ枝より下つ方、しらかしのいとしげく茂りtて、いぶせかりければ(うっとうしかったので)、枝を払い削(そ)ぎけるに、松の姿いとよく見えていとど目もかれず(離せない)、なすべきわざ(こと)も忘れて見る見る思ふに、詩などには十八公(十八歳の人)と文字によりていへることもあり、げに おぼゆれば
  二十年(はたとせ)に 二年(ふたとせ)【    】 君見れば 若えし(若返った)心地こそすれ
  ( 小沢慮庵 「六帖詠草」 福井馬県高 入試文より)

 小沢慮庵(おざわろあん)の「六帖詠草」(ろくじょうえいそう)は、江戸時代の歌集です。

 次のようなことが書かれています。
 立派な松の高木の下が、白樫の枝葉でうっとうしいので枝を払った。松がたいそうよく見えるようになり、見ながら思うに、松という字は十八歳の人といえることもあり、次の歌を詠む。
  十八歳の君(=松)を見ると、自分も若返った気持ちになる

問題
1.  銑い琉嫐は語群のどれですか。
めでたし
いとど
げに
おぼゆ

語群
ますます
思われる
すばらしい
なるほど

2. 【    】 内に入る言葉はどれですか。
老いて
重ね
耐えて
足らぬ

答 え











答 え
1.
 ウ  すばらしい
 ア  ますます
 エ  なるほど (げに: 実に)
 イ  思われる (おぼゆ: 覚ゆ)

2.
エ 足らぬ

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入試の四字熟語11

三字・四字熟語 目次 >

 【    】にあてはまる四字熟語を選んでください。
 俳句が誕生してから今までに星の数ほどのというとおおげさだが、かなりの数の句が詠まれた。しかし、いくら多くの句が詠まれようとも、また、それらの句が【    】であろうとも俳句にはたった二つの型しかない。その二つとは一つの素材を詠む一物仕立てと二つの素材を詠む取り合わせである。

1 一長一短
2 単刀直入
3 大同小異
4 千差万別
(和歌山県高)

答 え











答 え

1 一長一短 (長所と短所があること)
2 単刀直入 (すぐ要点をつくこと)
3 大同小異 (だいたい同じで少し違うこと)
4 千差万別 (それぞれ異なること)

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