中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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意見の示し方

 「週刊KODOMO新聞」に事業仕分けの解説が載っていました。この記事の中で、事業仕分けに対する2つの意見が紹介されています。

 大きな体育館を三つのコーナーに仕切った会場で、仕分け人が省庁の担当者などに質問を連発する場面をテレビの映像などで見た人も多いでしょう。

 このやり方に対してはさまざまな意見があります。「事業の内容や予算づくりが、国民の目に見える形になったのはいいこと」などと評価する声がある一方、「仕分け人の口調が厳しすぎる」「国民に選ばれた国会議員でもない人が、予算づくりに関わるのはおかしいのでは」「もっと時間をかけて議論すべきだ」などの批判も聞かれます。

 一方、今回対象となった事業には、国と地方の役割分担が複雑なものや、外交や防衛にかかわる微妙な問題も含まれていて、仕分けの方法が適切だったか疑問の声も上がっています。また、教育や研究など効果がすぐに表れにくい分野の予算が削られようとしていることについても、国立大学の学長やノーベル賞受賞者らが異議を唱えました。
(読売新聞 2009年11月28日夕刊 「週刊KODOMO新聞」 政府の事業仕分け)

 事業仕分けに対し、賛成(評価する)と反対(批判、疑問、異議)の事例数は1:5です。賛否を含む6つの事実を選び示すことで、否定的な結論を印象づけています。

賛成
・「事業の内容や予算づくりが、国民の目に見える形になったのはいいこと」
反対
・「仕分け人の口調が厳しすぎる」
・「国民に選ばれた国会議員でもない人が、予算づくりに関わるのはおかしいのでは」
・「もっと時間をかけて議論すべきだ」
・国と地方の役割分担や、外交や防衛の問題が含まれていて、仕分けの方法が適切だったか疑問。
・教育や研究など効果が表れにくい分野の予算削減に異議。

 この記事のように、多数決の原理を作文に応用できそうです。「〜は適切といえるか」という問いの答えを、「不適切」とする場合は、適切といえる事実と不適切といえる事実の割合を「1:複数」とすると、数の多いほうに傾く可能性があります。


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