古文の言葉52
次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。
「児(ちご)」は、学問や礼儀作法を修得するために寺に預けられた少年のことです。
次の言葉の意味は、語群のどれでしょうか。
1 尼の
2 かくのたまふぞ
3 やや
4 ありがたき
〔語群〕
ア (いらだって)ええい
イ 尊く優れた
ウ 尼で
エ そのようにおっしゃるのか
答 え
答 え
1 ウ 尼で
2 エ そのようにおっしゃるのか
3 ア (いらだって)ええい
4 イ 尊く優れた (有り難し: 有ることが難しい → めったにない → 尊く優れた)
ある人、清水(きよみづ)へ参りけるに、老いたる尼の行きつれたりけるが(道連れになった人が)、道すがら(道中)「くさめ くさめ」と言ひもて行きければ、「尼御前(尼どの)、何事をかくはのたまふぞ」と問ひけれども、答へもせず、なほ言ひやまざりけるを、度々問はれて、うち腹たちて、「やや、鼻ひたる時(くしゃみをした時)、かくまじなはねば(まじないをしないと)死ぬるなりと、申せば、養ひ君の、比叡の山に児(ちご)にて、おはしますが(私がお育てした若君で比叡山の児でいらっしゃる方が)、ただ今もや鼻ひ給はんと思へば、かく申すぞかし」と言ひけり。 ありがたき志なりけんかし(志であることよ)。 |
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(「徒然草」 高田高 入試文より 表記一部変更) |
「児(ちご)」は、学問や礼儀作法を修得するために寺に預けられた少年のことです。
次の言葉の意味は、語群のどれでしょうか。
1 尼の
2 かくのたまふぞ
3 やや
4 ありがたき
〔語群〕
ア (いらだって)ええい
イ 尊く優れた
ウ 尼で
エ そのようにおっしゃるのか
答 え
答 え
1 ウ 尼で
2 エ そのようにおっしゃるのか
3 ア (いらだって)ええい
4 イ 尊く優れた (有り難し: 有ることが難しい → めったにない → 尊く優れた)
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