中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉58

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。

 ある冬、北国の寺に、貧しい法師が修行のため籠(こも)りました。寒さと飢えで死を感じた法師は、仏に助けを求めました。すると…

 戌亥(いぬい: 西北の方角)の隅の荒れたるに、狼に追はれたる猪(しし)、入り来て倒れて死ぬ。
 ここにこの法師、「観音の(た)びたるなむめり」と、「食ひやせまし」と思へども、「年来(としごろ)仏を頼みて行なふこと、やうやう年積りにたり。いかでかこれをにはかに食はん。聞けば、生き物みな前(さき)の世の父母也(なり)。我物欲しと言ひながら、親の肉を屠(ほふ)りて(切りさいて)食はん。物の肉を食う人は、仏の種を絶ちて、地,獄に入る道也。よろづの鳥獣も、見ては逃げ去り、怖(お)じ騒ぐ。菩薩も遠ざかり給ふべし」と思へども、この世の人の悲しきことは、後の罪もおぼえず。ただ今生きたるほどの堪へがたさに堪へかねて、刀を抜きて、左右の腿(もも)の肉を切り取りて、鍋に入れて煮食ひつ。その味はひの(むま)きこと限りなし。  (後略)
(「古本説話集」 成蹊高 入試文より)

 空腹の法師は猪の肉を鍋で煮て食べてしまいます。このあと(後略で)、鍋の肉は檜(ひのき)の切れ端で、仏像の一部であることがわかります。法師が悔い願うと、仏像は元にもどります。

 次の言葉の意味は語群のどれでしょうか。
1 賜(た)びたるなむめり
2 食ひやせまし
3 やうやう
4 おぼえず
5 甘(むま)きこと

語群
ア 思わず
イ だんだん
ウ おいしいこと
エ くださったようだ
オ 食べてよいだろうか

答 え











答 え
1 エ くださったようだ  (なむめり: ようだ)
2 オ 食べてよいだろうか  (まし: よいだろうか)
3 イ だんだん
4 ア 思わず
5 ウ おいしいこと


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