中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉77

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。

 ある時、鼠(ねずみ)の大勢集まりて談合(相談)しけるは、「いつも、かの猫といふいたづらもの(悪がしこい者)に捕らるる時、千度(いくたび)悔ひても、その(せん)なし。かの猫、声を立てるか、足音でもすれば、かねて用心して捕られぬ覚悟をするなれども、ひそかに近寄って来るゆゑ、折々油断して捕らるるなり。いかにせば良からん」言ひければ、一つの鼠進み出でて申しけるは、「それには、何より良き手段あり。かの猫の首へ鈴を付け置かば、たとへ足音はせずとも、こなたに油断はあるまじ」といふにぞ、皆々「もっとも然るべし」と言ひけるが、大勢の鼠の中より、誰あつて、「猫の首へ鈴を付けに行かう」と言ふ者なければ、つひにその談合は止みにける。そのごとく、人も後先の勘弁(十分な考え)なく、了簡(りゃうけん:具体策)ありげに口をたたく(口数多くしゃべる)者は、鼠に等しく、つひには恥をかくものなれば、『     』と思ふべし。
(「伊曽保物語」 鳥取県高入試問題文より 表記一部変更)

 伊曾保(いそほ)物語は、江戸時代に翻訳されたイソップ物語です。鼠と猫の話のほかに、馬と犬子(いぬのこ)獅子王(ライオン)と驢馬(ロバ) もあります。

A 次の言葉の意味を答えてください。
1 詮(せん)なし
2 こなた

B 『    』の中に入る最も適切なことわざ・慣用句はどれですか。
1 立て板に水
2 口は災いの門
3 猫に小判
4 出る杭は打たれる

答 え











答 え

1 しかたがない
2 こちら

B 2
1 立て板に水 (すらすらと話すようす)
2 口は災いの門(かど/もん) (口は禍の門: 不用意にものを言ってはいけない。口は禍のもと)
3 猫に小判 (貴重なものを与えても価値がわからないこと)
4 出る杭は打たれる (他より優れている人、ですぎたことをする人は恨まれやすい)


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