中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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ことわざを使った作文3

 ことわざをもとに、作文してみましょう。

問題
 「塵(ちり)も積もれば山となる」というのは、わずかなものでも積もり重なれば大きなものになるという意味のことわざです。このことわざから、あなたはどのようなことを考えますか。条件にしたがって作文してください。
条件
1 あなたが考える「わずかなもの」と、その「わずかなもの」を積み重ねるとどのような「大きなもの」になるのかを具体的に書く。
2 2段構成で書く。
3 原稿用紙(20字詰×11行)に200字程度の文章を書く。 (大阪府高校入試)


 「塵も積もれば山となる」は、「こうすると、こうなる」という因果関係を表しています。「犬も歩けば棒に当たる」 「早起きは三文の徳」 「猿も木から落ちる」 も同様です。短い言葉で経験則や教訓がまとめられています。

 このことわざを数学の関数でとらえることもできます。たとえば、y=4x という2次関数があります。x=2 をこの関数という装置に入れると、y=4(2) という処理がなされ、y=16 という値が出力されます。

 同様に、「わずかなもの」が入力で、あなたの行動によって、「大きなもの」が出力されます。

わずかなもの  あなたの行動  大きなもの
(入力) (処理) (出力)

 因果関係や関数のような関係になる体験例を挙げてみましょう。
・日々の行動(勉強、運動、活動など)の積み重ねが大きな力や成果となった。
・字が下手なので、教科書の字体を毎日写して書く練習をした。友達から「字がきれい」と言われるようになった。
・富士山に登るので、毎朝ランニングと階段の2段上りを1か月続けた。7月の山開きで富士山に登頂し、ご来光を見ることができた。
・ポーチュラカというマツバボタンに似た花を1鉢買い、茎を他の鉢に挿して増やし、色とりどりの花を6鉢に咲かせた。
        :

 字が下手な例をもとに、問題解決で構成を考えてみましょう。
  問題点 (このような問題があった)
  解決策
   体験例(こうすると、こうなった)
   まとめ(日々続けることで私は変わった)

 それでは作文してみましょう。200字程度なので、20字詰めの原稿用紙で10行前後です。

作文例
´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝











 私は字が下手だ。字の形がくずれていて、
自分でも読めないことがある。テストで誤答
とみなされたときは、くやしかった。
 授業中に、教科書の文章を一字一字写すこ
とにした。字の形をよく見て、ノートに書く。
字体の練習になるし、用語を覚えることがで
きる。時には眠気覚ましにもなる。三か月後、
友達から「字がきれい」と言われ、うれしか
った。日々の積み重ねによって、私は変わる
ことができた。
 


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