中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉91

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。一休和尚が比叡山の僧たちに、書を書いてほしいと頼まれたことが書かれています。

 何ほどなりと紙は御のぞみ次第とて(どれほどでも紙は望みのままですと)、ひた物長々つぐほどに(ひたすら長くつないだので)、叡山の金堂の前より戸津坂本の人家まで、つぐほどに(つないだので)、「さらば筆をそめん(書き始めましょう)」とて、墨たつぷりとふくませて、へたと(べたっと)紙へかきつけて、一さんかけて(ひと息に走って)不動坂まで一筋に引かれて、「よめるか法師たち」とのたまへば、「いやなにとてもよめず」といふ。また筆をつぎて、不動坂より坂本まで、一筋に走り引きに、引きて、「よめるか、よめるか」とおめきたまえへば、一山の(寺中の)法師たち肝をつぶし、「いやなにともよめず」といへば、「これはいろはの、あさきのくだりにある、しの字なり。長々と書きてよめやすきはこれなり」とのたまえへば、皆人興をさまし、「さても聞きおよびしよりおどけ人かな」と一度にどつと笑ひて興じけるとなり。
(「一休ばなし」 静岡県高 入試文より)

 次のようなことが書かれています。
 一休和尚が僧たちから書を頼まれ、紙に一つの長い字を書き続けます。僧たちは何の字か読めません。和尚は、その字が何かを種明かしします。

A 次の言葉の意味を語群から選んでください。
1 さらば
2 のたまえへば
3 おめきたまへば
4 さても

語群
ア おっしゃると
イ それにしても
ウ それならば
エ 大声で叫びなさるので

B 「これはいろはの、あさきのくだりにある、しの字なり。」とありますが、次の歌のどの部分をさしていますか。
 いろはにほへと ちりぬるを
 わかよたれそ つねならむ
 うゐのおくやま けふこえて
 あさきゆめみし ゑひもせす

答 え











答 え

1 ウ それならば
2 ア おっしゃると
3 エ 大声で叫びなさるので
4 イ それにしても

B あさきゆめみしの「し」

(参考) 漢字で表した「いろは歌」
 色は匂へど 散りぬるを
 我が世誰ぞ 常ならん
 有為の奥山 境越えて
 浅き夢見じ  酔ひもせず


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