中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉95

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。

 下州(栃木県)に、ある俗(僧でない人)、路の傍らに大きなる木の空洞(うつほ)より、大蛇の、頭をさし出したるを見て、「何を見るぞ。憎き物かな」とて、頸(くび)を強く、征矢(そや:戦闘用の矢)にて木に射付けたりけり。さて打ち捨てて行く程に、大きなる沼のほとりを打ちめぐりて行くに、水の上に泳ぐ物あり。見れば大蛇の一丈ばかり(約3m)なるが、頸に矢立ちながら、水を泳ぎて来たりけり。また待ち受けて射殺しつ。
 さて、家へ返りも果てず、やがて物狂はしくて(気がふれて)、種々の事ども云(い)ひて、頓死(急死)しにけり。「(せん)無きことして、今生も滅亡し(身を滅ぼし)し、来生も苦果(苦しみ)こそ受くらめ。 (後略)
(「沙石集」 多摩大目黒高 入試文より)

 沙石(しゃせき)集は、鎌倉時代に無住(むじゅう)によって編集された仏教説話集です。

 次のようなことが書かれています。
 ある俗人が、木の洞(うろ)から頭を出す大蛇の首に矢を放ち、木に打ち付けた。沼のほとりをめぐっていると、首に矢が刺さった大蛇が泳いで来たので射(い)殺した。俗人は、気がふれて急死した。

 下線の意味は語群のどれですか。
1 捨てて
2 やがて
3 詮無き
4 こそ受くらめ

語群
ア すぐに
イ 無益な
ウ 放置して
エ 受けるそうだ
オ 受けるだろう
カ どうして受けるのだろう

答 え











答 え
1 ウ 放置して
2 ア すぐに
3 イ 無益な
4 オ 受けるだろう

(参考)
 沙石集は、高校入試でよく出題されています。古文の一覧で確かめてみましょう。


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