古文の言葉101
次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。
次のようなことが書かれています。
小野宮の右大臣が宮中から帰る途中、閻魔王の使いで白髪丸という小さな男が牛車に近づき躍り乗ると、冠の上にのぼって消えた。小野宮が帰ってから見渡すと、白髪を1本見つけた。
下線の意味は語群のどれですか。
1 はやらかに
2 あやしくて
3 便なし
4 即ち
5 覚えて
語群
ア けしからん
イ すみやかに
ウ 感じて
エ たちまち
オ 不思議で
答 え
答 え
1 イ すみやかに (はやらかに: 速らかに)
2 オ 不思議で
3 ア けしからん
4 エ たちまち
5 ウ 感じて
小野宮(おののみや)の右大臣をば、世の人、賢人のおとど(大臣)とぞ云(い)ひける。納言などにておはしける比(ころ)にやありけん。内(宮中)より出で給ふに、うつつ(現実)ともなく、夢ともなく、車のしりに、しらばみたる(白っぽい)物着たる小さき男の、見るとも覚えぬ(見たこともない)が、はやらかに歩みて来たれば、あやしくて、目をかけて(目をとめて)見給ふほどに、此(こ)の男走りつきて、後(しり)の簾(すだれ)を持ち上ぐるに、心得がたくて(不審に思って)「何者ぞ。便なし、罷(まか)りのけ(そこをどけ)」とのたまふに、「閻王(えんおう:閻魔王)の御使ひ白髪丸にて侍(はべ)る」と云ひて、即(すなは)ち、車におどり乗りて、冠(かむり)の上にのぼりて失せぬ(消えうせた)。いとあやしく覚えて、帰り給うふままに(お帰りになって)見やり給へば、白髪をぞ、一筋見出だし給ひたりける。 | |
(「発心集」 三重県高 入試文より) |
次のようなことが書かれています。
小野宮の右大臣が宮中から帰る途中、閻魔王の使いで白髪丸という小さな男が牛車に近づき躍り乗ると、冠の上にのぼって消えた。小野宮が帰ってから見渡すと、白髪を1本見つけた。
下線の意味は語群のどれですか。
1 はやらかに
2 あやしくて
3 便なし
4 即ち
5 覚えて
語群
ア けしからん
イ すみやかに
ウ 感じて
エ たちまち
オ 不思議で
答 え
答 え
1 イ すみやかに (はやらかに: 速らかに)
2 オ 不思議で
3 ア けしからん
4 エ たちまち
5 ウ 感じて
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