中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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修飾語の並び

 修飾語の並べ方によって、意味が曖昧になる場合があります。次の例Aを見てください。

A アルプスの美しい少女。

 少女を修飾する語の長さは、「アルプスの>美しい」となっていて、「アルプスにいる美しい少女」と理解できます。

 例Bはどうでしょうか。

B 美しいアルプスの少女。

 美しいのは、アルプスか少女か曖昧です。「美しい」と、直後にある名詞の「アルプス」が結びつきやすいからです。結合を切るにはテン(読点)を打ちます。テンを打つと、「美しい」が「少女」を修飾します。

  美しい、アルプスの少女。

 次の例C はどうでしょう。修飾語の長さは、「白樺の爪楊枝で=切り分けた柿を」となっています。

C 白樺の爪楊枝で切り分けた柿を食べる。

問題
1. C で、はっきりしないことは何ですか。

2. 語順を変えずに、テンを打って意味を明確にしましょう。

3. テンを打たずに意味を明確にしましょう。

答 え









答 え
1.
 「爪楊枝で柿を食べる」のか、「爪楊枝で柿を切り分けた」のか、はっきりしない。

2.
 白樺の爪楊枝で、切り分けた柿を食べる。 (爪楊枝で食べる)

 白樺の爪楊枝で切り分けた、柿を食べる。 (爪楊枝で切り分けた)

3.
 切り分けた柿を白樺の爪楊枝で食べる。 (爪楊枝で食べる)

 テンを打つしかないが、語句の変更をしてもよい場合:
 切り分けを白樺の爪楊枝でした柿を食べる。 (爪楊枝で切り分けた)

(まとめ)
 修飾語の並びによって、意味が曖昧になることがあります。.謄鵑鯊任 語順を変える ことを検討しましょう。
 白樺の爪楊枝で切り分けた柿を食べる。 (爪楊枝で食べるのか、切り分けたのか不明)
白樺の爪楊枝で、切り分けた柿を食べる。 (爪楊枝で食べる)
切り分けた柿を白樺の爪楊枝で食べる。 (爪楊枝で食べる)


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