中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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感謝される行動

 声を掛ける勇気について作文を紹介します。

 駅でよく見かける目の不自由な人が、ホームの端を歩いていました。線路に落ちないかと心配になりましたが、「中学生が手助けしても戸惑ってしまうのでは」などと考え、声を掛けませんでした。
 すると、会社員の男性が近づき、「大丈夫ですか」と声を掛け、階段まで手を引いていきました。目の不自由な人がお礼を言っている姿を見て、「私の考えは、声を掛ける勇気がなかったことに対する言い訳だった」と反省しました。これからは、困っている人に積極的に声を掛けたいです。
(読売新聞 2012年5月1日朝刊 気流 「介助申し出る勇気」 中学生 女子 14)


 会社員の行動は、中学生の手本になりました。日本では、控えめで出しゃばらないことが美徳とされてきました。席をゆずるときの躊躇する気持ちと似ています。

 会社員は、的確に状況を判断し素早く行動しました。次のようなことを考えたのではないでしょうか。
  目が不自由な人だ。
  線路の端を歩いている。
  階段に行こうとしている。
  ホームから落ちると危ない。
  すぐ手助けしよう。

 行動の源は、「他人の幸福に配慮しよう」 「困っている人を助けよう」 といった内から湧き出る声や使命感だったのかもしれません。相手を思う行動に対し、お礼の言葉が返ってくるものです。

(参考) 席をゆずる作文  倫理と作文・論文


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