中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉114

 次の古文を読んで、あとの問いに答えてください。育ての親との絆が描かれています。

 信濃の国に更級といふ所に、男すみけり。若き時に、親は死にければ、をばなむ親のごとくに、若くよりそひてあるに、この妻(め)心憂(う)ことおほくて、この姑(しゅうとめ)の、老いかがまりて(腰が曲がって)ゐたるを、つねに恨みつつ、男にもこのをばの御心(みこころ)のさがなくあしきことをいひ聞かせければ、むかしのごとくにもあらず、おろかなることおほく、このをばのためになりゆきけり(をばを、粗略にすることが多くなった)。このをば、いといたう老いて、ふたへにて(腰が曲がって)ゐたり。これをなほ、この嫁、ところせがりて、今まで死なぬことと思ひて、よからぬことをいひつつ、「もていまして(連れていただき)、深き山に捨てたうびてよ」とのみ責めければ、責められわびて、さしてむと思ひなりぬ。 (後略)
( 「大和物語」 國學院高 入試文より)

 このあとに、次のようなことが書かれています。

 月が明るい夜に男は、おばあさんを寺の集会に誘った。喜ぶおばあさんを背負うと、高い山の峰におばあさんを置き去りにして、男は家に帰った。しかし、長年親のように育ててくれたので、一晩中寝ることもできず悲しく思い、歌を詠んだ。
 わが心 なぐさめかねつ さらしなや をばすて山に 照る月を見て
 男は、おばあさんを連れて帰った。その山は、をばすて山と言われるようになった。

A 下線の意味は語群のどれですか。
1 なむ
2 心憂(う)
3 ところせがりて
4 さしてむ

語群
ア やっかいだと思って
イ は
ウ そうしよう
エ 不愉快な

B 「大和物語」は平安時代の歌物語です。これと同じく歌物語に分類される作品を一つ選んでください。
ア 徒然草
イ 竹取物語
ウ 枕草子
エ 平家物語
オ 伊勢物語

答 え











答 え

1 イ は (強調)
2 エ 不愉快な
3 ア やっかいだと思って
4 ウ そうしよう

B オ 伊勢物語


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