中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉115

 次の古文を読んで、あとの問いに答えてください。

 漢朝に孝孫と云(い)ふ者ありけり。年十三なりけるが、父、妻が詞(ことば)つきて年たけたる親を山へ送つて捨てぬ。孝孫幼かりけれども心ある者にて、父を諌(いさ)めけれども父用ゐず(とりあわない)。源谷・元啓と云ふ二人の子手輿たこし:二人で持つ人を運ぶ道具)に載せて山へ送りて捨てて帰る。元啓この輿を持ちて帰らんとす。父が云はく、「持ち帰りて、何かせん」と制してければ、「父の年たけ給ひらん時、持ちて捨てん為(ため)」と云ひけるに心づきて、我れ父を捨てば、また我を学びて、我が捨てられん事を思ひて、また親を具して返りて養ひけり。父を諌むる計事(はかりごと)、実(まことに)に知恵深くこそ。
( 「沙石集」 十文字高 入試文より)

 沙石(しゃせき)集は、鎌倉時代に無住(むじゅう)によって編集された仏教説話集です。

A 下線の意味は語群のどれですか。
1 つきて
2 年たけたる
3 心ある
4 心づきて
5 具して

語群
ア 分別がある
イ 従って
ウ 連れて
エ 年老いた
オ 気がついて

B 「我れ父を捨てば、また我を学びて、我が捨てられん」の内容と最も関係がある四字熟語はどれですか。
ア 取捨選択
イ 一期一会
ウ 起死回生
エ 因果応報

答 え











答 え

1 イ 従って
2 エ 年老いた
3 ア 分別がある
4 オ 気がついて
5 ウ 連れて

B エ
ア 取捨選択 (いるものを選び、いらないものを捨てること)
イ 一期一会 (一生に一度だけの出会い)
ウ 起死回生 (だめになりそうな状態を立ち直らせること)
エ 因果応報 (人の行ないに応じた報いがあること)

(参考)
 平安時代の歌物語である大和物語にも似たような話があります。


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