中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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税についての作文

 『中学生の「税についての作文」』の内容を調べた。
 税の作文は、税について知るよい機会となる。税によって支え合う社会のしくみを理解することで、税に感謝し、きちんと納税する意識につながる。

方法
 中学生の「税についての作文」作品集〔1〕から、上位38作品の文末の段落を抜き出し、見出しをつけて分類した。文末の段落には、結論が書かれていることが多いからである。

結果
 見出し項目の多い順に、使途の学習、きちんと納税、支え合い、税金に感謝、となっている(詳細は別紙参照)。

税金の使われ方を学ぶ (14) ■■■■■■■ 37%
きちんと納税する (11) ■■■■■■ 29%
税で互いに支え合う (9) ■■■■■ 24%
税金に感謝する (4) ■■ 10%

解釈
 「税金の使われ方を学ぶ」が4割近いのは、税についての作文を書くにあたり、税の知識が必要だと感じたのではないだろうか。
 ふつうは「きちんと納税」している。中学生は消費税を体験しているが直接納税していない。サラリーマンや公務員は所得税を給与から引かれているので、きちんと納税しているといえる。企業倫理よりも利益を優先する会社では、法律ぎりぎりの灰色領域で商売し、追徴課税される報道がある。会計ソフトを導入している中小企業では、入力ミスなどがなければ税金の計算自体は正しいといえる。
 「税で互いに支え合う」は、学校や病院など、税と自分・社会とのつながりを理解して作文しているとみなせる。
 税の恩恵を実感していると、「税金に感謝する」ことができる。

結論
 税の作文を書くことは、税について知るよい機会である。税によって支え合う社会のしくみを理解することで、税に感謝し、きちんと納税する意識につながる。

参考文献
〔1〕中学生の「税についての作文」作品集 平成23年第45回
http://www.zennoren.jp/pdf/sakuhinsyu23.pdf
(2012年10月4日参照)


(別紙) 税についての作文の文末

税金の使われ方を学ぶ (14)
 納税していても、無駄に使わない。
 無駄な税金を減らす。
 教育も税金、税金は払うもの。
 消費税の使途理解、気持ちよく納税。
 町中には税金で作られたものがたくさん。
 税の使途に目を向け、しっかり納税。
 税金を理解し、有効利用できる社会人に。
 税金を理解し、納税の大切さを伝えたい。
 復興へ、税金の有効利用。
 税金は、国民の生活の改善につながる。
 予防接種も税金のおかげ、税をもっと勉強。
 税金の使途に関心を。
 医療、福祉、農業にも十分税金を。
 納税の大切さ。
きちんと納税する (11)
 気持ちよく納税。
 税に感謝し、しっかり納税。
 税は、払うより納めるもの。
 きちんと納税、住み良い社会へ。
 きちんと納税、税金の流れを止めない。
 人を支える税金、きちんと納税。
 税金を学び、みんなのために納税。
 納税の義務を果たせる大人に。
 暮らしを守る税金、ちゃんと納税できる大人に。
 自分で稼いだ時に恩返しの納税。
 人の役に立てる税金、誇りを持って納税。
税で互いに支え合う (9)
 税は国民の暮らしを支えるお金。
 税金は助け合い、感謝を忘れずに。
 税金は助け合いの架け橋。
 稼いだお金が社会で使われる喜び。
 納税で、互いに支え合う世の中へ。
 税は社会の助け合いで、人と人との架け橋。
 納税者に感謝。
 税金はふるさとを良くする。
 医療や学校、税金に支えられている。
税金に感謝する (4)
 税金に感謝。
 税金に「ありがとう」。
 税金に「ありがとう」の気持ち。
 納税という貯金に命を守られ感謝。




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