中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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受賞した3作文の文末

 全国小・中学校 作文コンクールで文,,科学大,臣賞を受賞した3作品には、何が書かれているでしょうか。

 言いたいことが作文の文末に書かれる傾向があります。小学3年生、小学4年生、中学3年生の各作文は、次の文末になっています。

 おだやかになりたいと思うことは多いけど、なかなかできません。いつか、からをやぶってみます。そしたら、晴れやかな心が広がって、自分のことが好きになれるでしょう。明日の心のお天気が、晴れでありますように。
(「心のお天気」 千葉県 小3 女子)

 小学校の先生をしていたおじいちゃんは佐渡生まれの一人として、トキの保ごにがんばっている人のことを伝えることが自分の仕事だと思って、(教科書の文章を)書いたんだと思いました。この新潟の青い空に、トキが、飛んでいるすがたを見てみたいと、しんけんに思うようになりました。
 おじいちゃん
 ぼくもできることを考えて実行するよ。 (略)
(「がんばれニッポニアニッポン! 〜おじいちゃんが教えてくれたこと〜」 新潟県 小4 男子)

 今秋、東北の小学校に九大跡地の種を届けたい。小さな種に大きな夢を詰め込んで贈ろう。どうか震災の地で咲き誇りますように。人々がくじけそうになった時、心に寄り添いますように、菜の花が人の心をつなぎ、この日本中をつないで共に未来を切り拓いてゆきたい。
(「人をつなぐ 菜の花のみち」 福岡県 中3 女子)

 3つの作品には、自分の気持ち、種の保護(命をつなぐ)、絆(心をつなぐ)について書かれています。これらは、読書感想文のテーマと共通していることが分かります(下表)。
 自分は、他人・社会・環境との係りの中で生きています。それゆえ、作文の重要なテーマとなっているのではないでしょうか。

表: 読書感想文の文末
 読書感想文の文末

参考文献
読売新聞 2012年12月5日朝刊 「第62回 全国小・中学校 作文コンクール」


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