古文の言葉130
次の古文を読んで、あとの問いに答えてください。
沙石(しゃせき)集は、鎌倉時代に無住(むじゅう)によって編集された仏教説話集です。
A 下線部の意味は語群のどれですか。
1 召せ
2 癒(い)えざること無し
3 仕(つかまつ)る
4 やうぞあるらん
5 尋ねける程に
語群
ア いたす
イ お飲みなさい
ウ さがし求めた時に
エ 治らないことはなかった
オ 理由があるのだろう
答 え
答 え
1 イ お飲みなさい
2 エ 治らないことはなかった
3 ア いたす
4 オ 理由があるのだろう (やう: 理由)
5 ウ さがし求めた時に
ある在家人(出家せずに仏を信仰している人)、山寺の僧を信じて世間・出世(世の中のことと仏道のこと)深くたのみて(頼りにして)、病む事もあれば薬までも問ひけり。この僧、医骨(医学の心得)も無かりければ、万(よろづ)の病に「藤のこぶを煎(せん)じて召(め)せ」とぞ教へける。これを信じて用ゐるに、万の病癒(い)えざること無し。 ある時、馬を失ひて、「いかが仕(つかまつ)るべき」といへば、例の「藤のこぶを煎じて召せ」といふ。心得がたけれども(納得いかないが)、やうぞあるらんと信じて、あまりに取り尽くして近々には無かりければ、山の麓(ふもと)を尋ねける程に、谷のほとりにて、失せたる馬を見付けてけり。これも信の致(いた)す所(結果)なり。 |
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(「沙石集」 福島県 高校入試文より) |
沙石(しゃせき)集は、鎌倉時代に無住(むじゅう)によって編集された仏教説話集です。
A 下線部の意味は語群のどれですか。
1 召せ
2 癒(い)えざること無し
3 仕(つかまつ)る
4 やうぞあるらん
5 尋ねける程に
語群
ア いたす
イ お飲みなさい
ウ さがし求めた時に
エ 治らないことはなかった
オ 理由があるのだろう
答 え
答 え
1 イ お飲みなさい
2 エ 治らないことはなかった
3 ア いたす
4 オ 理由があるのだろう (やう: 理由)
5 ウ さがし求めた時に
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