中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉140

 次の古文を読んで、後の問いに答えてください。

 越後守致忠(えちごのかみむねただ)閑院(という邸宅)を買ひて家を為(な)す。泉石(池と庭石)の風流を施さんと欲(おも)ふに、いまだ立石(庭石にする石)を得ること能(あた)はず。すなはち金一両をもつて石一つ買へり。(くだん)事洛中(都中)に風聞す。件の事をもつて業なりはひ:職業)と為す者、この事を伝へ聞き、争って奇巌怪石を運載し、もつてその家に到りて売らんとす。ここに致忠答へて云(い)はく、「今は買はじ」と云々うんぬん:ということである)。石を売る人すなはち門前に投げ打つと云々。しかる後、その風流あるものを撰(えら)んで立つ(立てた)
( 『江談抄』 長崎県 高校入試文より)

 『江談抄(ごうだんしょう)は、平安時代の説話集です。

A 下線の意味は語群のどれですか。
1 すなはち
2 件(くだん)
3 もつて
4 今は買わじ

語群
ア その
イ それによって
ウ そこで
エ 今後も買うつもりだ
オ 今となってはもう買うつもりはない
カ 今までは買わないつもりだった

B この話の面白さはどれですか。
1 庭石を入手するために商人を動かした致忠の企ての巧みさ。
2 庭石を手放したくない商人と致忠との知恵比べ。
3 風流な趣味をもつ致忠に無償で庭石を贈った商人の気前よさ。
4 ぜいたくにふける致忠の家に商人が石を置き捨てた痛快さ。

答 え











答 え

1 ウ そこで
2 ア その(=前述の)
3 イ それによって
4 オ 今となってはもう買うつもりはない

B 1 

(要約)
 致忠が家を買った。池のある庭を趣きあるものにしようと庭石をさがしたが、よい石が見つからない。そこで石を一つ買った。そのことがうわさになり、石の商人が争って珍しい石を運んできて売ろうとした。致忠は「今はもう買うつもりがない」と言ったので、商人は門前に石を置き捨てた。その中から致忠は、趣きのある石を選んで庭に立てた。


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