中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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猿の写真から作文

 問題文を読んで作文してみましょう。

問題
 下の写真には、温泉に入っている猿が写っています。中学生のAさんは、この写真に「それは難しい問題だ」という題名をつけました。Aさんがこの題名をつけた意図と、Aさんの題名のつけ方についてあなたの考えを、あとの条件に従って書いてください。

  

(条件)
1 2段構成とし、前段ではAさんがこの題名をつけた意図を想像して書き、後段ではAさんの題名のつけ方についてのあなたの考えを理由を明らかにして書く。
2 全体を150字以上、200字以内でまとめる。
3 氏名は書かないで、本文から書き始める。
4 原稿用紙の使い方に従って、文字や仮名遣いなどを正しく書き、漢字を適切に使う。
(福島県高 入試問題)


問題の分析
題名と写真を比較すると?
共通点: 「それは難しい問題だ」と考えたり悩んだりしているように見える。
 顔の表情(空を仰いでいる、目をつぶっている)
 仕草(小首を傾けている)
相違点: 人ではなく猿。

「この題名をつけた意図は何か」の意味は?
 なぜ、この題名にしようと考えたのか?
 何をねらって、この題名にしたのか?
 この題名から、多くの人に感じてもらいたいことは何か?
    悩んだり考えたりしている様子(表情や仕草から)。

題名のつけ方は適切か? 適切。

なぜ適切か?
 悩んだり考えたりしているように見える。
 表情・仕草が人間と似ている。
 擬人化によって微笑ましく表現されている。
 問題を共に解決しようとする様子がうかがえる。
 (2匹の猿知恵よりも、三人寄れば文殊の知恵)

 作文例を示します。

作文例
´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝










 「それは難しい問題だ」という題名をつけ
たのは、顔の表情や小首をかしげる仕草から、
悩んだり考えたりしている様子を、感じ取っ
てほしいからだと考える。
 題名のつけ方は適切だと言える。なぜなら、
問題を共に解決しようとする様子が、擬人化
され微笑ましく表現されているからだ。問題
解決には、推論や相談のほかに、複数人で知
恵を出し合う方法がある。二匹の猿知恵から、
「三人寄れば文殊の知恵」も連想される。


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