中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 文中の漢字177 | 最新へ | ことわざを使った文章195 >>

読後の話し合いを作文

 問題文を読んで作文してみましょう。

問題
 ある中学校のクラスで、みんなが本を読み、その読書をもとに話し合う活動をしようと計画しています。どのように本を読むかについて意見を求めたところ、まなぶさんは、同じ本をみんなで読み、その感想を述べ合うことを提案しました。一方、ちえさんは、それぞれが自分の選んだ本を読み、その内容を紹介し合うことを提案しました。
 あなたは、まなぶさんとちえさんが、それぞれどのようなねらいで提案したと思いますか。どちらか1人を選んで、その人の提案のねらいについて、もう一方と比較しながら、次の条件にしたがって書いてください。
(条件) 原稿用紙の正しい使い方にしたがい、130字以上140字以内で書く。
(滋賀県高 入試問題)


問題の分析
クラスの目的と、双方の手段のねらいは?
 目的(ねらい)と手段(方法)の適合性が問われています。クラスの大きな目的と、双方の提案を比較してみましょう。

クラス まなぶ ちえ


みんなが本を読み、
話し合う活動をする。
(同じ本の読書で)
異なる捉え方を学ぶ。
(異なる本の紹介で)
読書への関心高める。

同じ本を読み
感想を述べ合う。
各自選んだ本を読み、
内容を紹介し合う。

話題の共通性
異なる理解の発見
本選びが主体的・
多角的

誰が本を選ぶか?
解説があると、感想
が画一的な傾向に。
目的は読書の普及。
紹介はQAを誘うが、
話し合いには不向き。

双方の提案のねらいは何(だと考える)?
まなぶ: 同じ本の読書により、異なる捉え方を学ぶ。
 ち え: 異なる本の紹介により、読書への関心を高める。

どちらの提案が適切か? それはなぜか?
まなぶの提案が適切だと考える。
ちえの提案は、各人がいろいろな観点から本を選ぶことができるが、本の紹介が主なので話し合いには向いていない。
まなぶの提案は、話題が共通で、異なる意見・感想の発見がある。

 作文例を示します。

作文例
´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝







 皆が本を読み、話し合う活動をするには、
まなぶが狙う提案が適切だと考える。
 なぜなら、ちえの提案は、異なる本が紹介
され読書への関心が高まりそうだが、紹介は
話し合いに不向きである。一方まなぶの提案
は、同じ本を読むので話題が共通で、異なる
意見・感想を学ぶことができるからである。


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ