古文の言葉153
次の古文を読んで、後の問いに答えてください。
伊曾保(いそほ)物語は、江戸時代に翻訳されたイソップ物語です。
このあとオオカミが来ます。イノシシは「自分がヒツジのかしらなので、オオカミは恐れるだろう」と思っていたところ、襲われてしまいます。ヒツジはイノシシを助けませんでした。
下線の意味は語群のどれですか。
1 さるほどに
2 めぐれども
3 用いず
4 やつばら
語群
ア 必要としなかった
イ さて
ウ やつら
エ 回ったが
答 え
答 え
1 イ さて
2 エ 回ったが
3 ア 必要としなかった
4 ウ やつら (ばら: 多数を表す)
さるほどに、ゐのしし、子どもあまた並みゐける中に、ことにちひさきゐのしし、我慢おこして(強く自負して)、「総の司(全体のかしら)となるべし」と思ひて、歯を食ひしばり、目を怒らし、尾を振ってとびめぐれども、傍輩ら(はうばい:仲間たち)一向にこれを用いず。かのゐのしし気を砕ひて(思い悩んで)、「所詮かやうのやつばらに与(くみ)せん(仲間になる)よりは、他人に敬はればや、と思ひて、羊どもの並みゐたる中に行きて、前のごとく振る舞ひければ、羊勢ひにおそれて逃げ隠れぬ。 | |
( 「伊曾保物語」 高知県高 入試文より) |
伊曾保(いそほ)物語は、江戸時代に翻訳されたイソップ物語です。
このあとオオカミが来ます。イノシシは「自分がヒツジのかしらなので、オオカミは恐れるだろう」と思っていたところ、襲われてしまいます。ヒツジはイノシシを助けませんでした。
下線の意味は語群のどれですか。
1 さるほどに
2 めぐれども
3 用いず
4 やつばら
語群
ア 必要としなかった
イ さて
ウ やつら
エ 回ったが
答 え
答 え
1 イ さて
2 エ 回ったが
3 ア 必要としなかった
4 ウ やつら (ばら: 多数を表す)
この記事に対するコメント