中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉156

 次の古文を読んで、後の問いに答えてください。

 太田左衛門大夫持資(もちすけ)は上杉宣正(のりまさ)の長臣なり。鷹狩に出て雨にあひ、ある小屋に入りて蓑(みの)を借らんといふに、若き女の何とも物をば言はずして、山吹の花一枝折りて出しければ、「花を求むるにあらず」とて怒りて帰りけり。
 これを聞きし人の、「それは、
  七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞ悲しき
 といふ古歌のこころなるべし」といふ。持資おどろきてそれより歌に志をよせけり。
( 「常山紀談」 岩手県高 入試文より)


 常山紀談(じょうざんきだん)は、 湯浅常山による江戸時代の逸話集です。

 山吹は、花は咲いても実を結ばないことから、雨具の蓑(みの)がないことと掛けています。

A 「山吹の花一枝折りて出しければ」とありますが、この行為の意味はどれですか。
 雨の中で咲く山吹が美しいことを知ってほしいということ。
 蓑を貸してあげたいが残念ながら家にはないということ。
 家に蓑が一つしかないのでがまんしてほしいということ。
 山吹の花が散ってあなたの願いは実を結ばないということ。

B 「持資おどろきてそれより歌に志をよせけり」とありますが、それはなぜですか。
 若い女の失礼な態度にあきれると同時に、和歌に関する知識を自慢げにふりまく女に対抗する心が強まったから。
 若い女の好意に対する非礼を心から反省し、和歌を懸命に学んで謝罪の気持ちも和歌であらわそうと思ったから。
 若い女の古歌の教養に感心するとともに、和歌の世界の奥深さを知って和歌に対する興味と関心が高まったから。
 若い女の意図に気付かなかった自分自身を恥じて、彼女を負かすために和歌の教養を身に付けようと考えたから。

答 え











答 え
A イ

B ウ


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