中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉159

 次の古文を読んで、問いに答えてください。

 一事を必ず成さんと思はば、他の事の破るる(失敗する)をもいたむべからず、人の嘲(あざけ)りをも恥づべからず。万事にかへずしては(あらゆることを引きかえにしないでは)、一の大事成るべからず。人の数多(あまた)ありける中にて、ある者、「ますほの薄(すすき)、まそほの薄などいふ事あり。わたのべの聖ひじり:渡辺に住む修行者)、この事を伝へ知りたり」と語りけるを、登蓮法師、その座に侍りけるが、聞きて、雨の降りけるに、「蓑笠(みのかさ)やある、貸し給へ。かの薄の事習ひに、わたのべの聖のがり(聖の所へ)尋ねまからん」と言ひけるを、「あまりにも物騒がし。雨やみてこそ(雨がやんでから行くのがよい)」と人の言ひければ、「無下(むげ)(あまりにひどい)事をも仰せらるるものかな。人の命は雨の晴れ間をも待つものかは(待ちやしない)。我も死に、聖も失せなば、尋ね聞きてんや(聞けない)」とて、走り出でて行きつつ、習ひ侍りにけりと申し伝へたるこそ、 ゆゆしく ありがたう覚ゆれ(思われる)。「敏(と)きときは(機敏に行えば)、則ち功あり(成功する)」とぞ、論語と言ふ文にも侍るなる。
( 「徒然草」 徳島県高 入試文より)


 次のようなことが書かれています。
 あらゆることを引きかえにしなければ、一つのことを成し遂げることはできない。
 登蓮法師は、ますほ(又は、まそほ)のススキについて知りたいと思い、雨の中を渡辺という所に住む修行者に聞きに走り、そのススキについて教わった。晴れるのを待っていると、自分や修行者が亡くなってしまい、聞けないかも知れないからだ。
 機敏に行動すれば成功すると論語にもある。

A 「徒然草」の作者は誰ですか。また、書かれた時代はいつですか。

B 下線の意味は語群のどれですか。
1 いたむ
2 物騒がし
3 ゆゆしく
4 ありがたう

語群
ア すばらしく
イ 嘆く
ウ めったにない
エ せっかちだ

答 え











答 え
A 兼好法師、鎌倉時代


1 イ 嘆く
2 エ せっかちだ
3 ア すばらしく
4 ウ めったにない(と)


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