中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 熟語を使った文章206 | 最新へ | 文中の漢字189 >>

古文の言葉161

 次の古文を読んで、問いに答えてください。

  斧の柄はくちなばまたもすげかへむ
 うき世の中にかへらずもがな
  (斧の柄は腐ったならばつけ替えられるだろうに
  つらいことが多い世の中には帰りたくなかったのだがなあ)

これは(この歌は)、仙人のむろに、囲碁をうちてゐたりけるを、木こりの来て、斧といへる物を持ちたりけるを、つがへて(支えにして)、このうつ碁を見けるに、その斧の柄の、くちてくだけにければ、あやしと思ひて、帰りて家を見れば、あともなく、昔にて、知れる人もなかりけるとぞ。
( 源俊頼 「俊頼髄脳」 茨木県高 入試文より)


 和歌の故事が書かれています。
 斧の柄は取り替えることができるが、浮世には帰りたくなかった。仙人が囲碁をしているのを、木こりが斧を支えにして見ていると、斧の柄が腐って砕けた。木こりが家に帰ると家はなく、知っている人もいなかった。

A 下線の意味は語群のどれですか。
1 むろ
2 ゐたりける
3 あやし
4 あともなく

語群
ア 座っている
イ 跡形もなく
ウ 洞窟
エ 不思議だ

答 え











答 え
1 ウ 洞窟
2 ア 座っている
3 エ 不思議だ
4 イ 跡形もなく

(参考) 洞窟に住む仙人
 九州の山を縦走中に、前を歩く男に追いついた。追い越されたり、追い越したりしていると、健脚だと言われ、思わずうれしくなった。
 その人は千日回峰中の修行僧で、高千穂仙人と呼ばれる。毎日、韓国(からくに)岳から高千穂の峰まで歩く。洞窟内で寝泊りし、山菜を取って食べると言う。仙人といっしょに、高千穂の峰まで歩いた。


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ