中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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ことわざを使った文章212

 下線部に当てはまることわざ・慣用句は語群のどれですか。

1.  報道とは怖い仕事である。真相を伝えるために必要なものは、綿密な取材であり、事実を色めがね抜きで見つめる無色透明なまなざしだろう。 (略) 「綿密な取材」と書き、「無色透明なまなざし」と書いた。少しでも気を抜けば、その言葉がわが身に返ってくるのは承知している。重すぎる______である。

2.   国の借金が1000兆円超という厳しい財政事情を踏まえ、歳出の膨張に______をかけなければならない。

3.  大学生たちは、豪雨の後に竹炭を殺菌用に使う方法があることを知った。キャンパスの周りには竹林が広がっている。だが、人手不足で竹炭を作るどころか、森林の整備にも手が回らない。 (略) 大学は森林を無償で借り受けた。チェーンソーの使い方も、住民から______教わる。

4.  事実婚の元パートナーの女性が、大統領との生活の内幕本を出版した。「彼は支持率が低下すると、私や他人のせいにした」と辛らつに描き、大統領の______となっている。

〔語群〕
 頭痛の種
 手取り足取り
 歯止め
 他山の石

答 え










答 え
1. 他山の石 (戒めとなる他人の言動)
2. 歯止め (進行を止めること)
3. 手取り足取り (丁寧に教える様子)
4. 頭痛の種 (心配や苦労の原因)


参考文献
〔1〕読売新聞 2014年9月13日朝刊 「編集手帳」
〔2〕同紙 8月30日朝刊 社説 「概算要求」
〔3〕同紙 9月5日朝刊 「里山保全活動」
〔4〕同紙 9月5日朝刊 「大統領の内幕本出版」
(表記の一部を変更しています)


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