中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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まずは結論から

 次の文章は、就職活動の面接のしかたについて書かれています。就職活動を受験と置き換えて読むこともできます。

 志望動機をエントリーシートに書いたり、面接で話したりする練習をすると、「御社を知ったきっかけは……」と、始める人が多いのです。
 でも、これは「起承転結」の「起」。学校で習う作文の書き方の定型です。作文が上手な学生はたくさんいます。でも、同じやり方は、就活では通用しません。
 志望動機では、はじめから結論をズバッと述べましょう。その会社に入って何をやりたいかをまずは伝えるのです。
 例えば、「私は御社で商品開発の仕事がしたいです」と始めて、「なぜかというと、経営学部でマーケティング(市場戦略)を勉強し……」などと、きっかけや理由は後から説明すればよいのです。結論から述べる手法は、相手の関心を引きやすく、さらに詳しく知りたいと思うものです。短時間の面接では、なおさら重要です。
 「まずは結論から」は、ビジネスの世界の常識です。学生の皆さん、志望動機は作文と違うことを知っておいてください。
(読売新聞 2014年11月11日朝刊 「志望動機 まずは結論から」 から引用。 表記を一部変更)


 面接の場合と同じように、「まずは結論から」が小論文や数学の解法でもいえます。

 小論文では、初めに自分の考え(結論)を述べ、次にその理由を述べる構成が推奨されています。というのは、結論を最後に書こうとすると、字数が不足したり、時間切れになったり、結論を導出できなかったりするからです。

 次の課題に対する作文例では、考えと理由が組になっています。
  選んで読む 理由
  方法―馼勝〕由 
     ⊇堵如〕由
     8電機〕由

問題  「本の世界を広げる」をテーマにあなたの考えを述べなさい。
作文  本を選んで読むことによって、知識・見聞
をより広げることができると考える。なぜな
ら、役に立つ知識を得たり、考える過程や人
生を追体験できたりするからだ。
 しかし本は無数にあり、読書の時間は限ら
れている。本を選んで読まざるを得ない。
 そこで例えば、/景垢簍Э佑僚馼召鮖温
にして本を選ぶ。著者や本の内容が分かる。
版を重ねている本を選ぶ。好評で、内容が
洗練されていく。8電気鯀ぶ。年月を経て
残ってきた古典は読むに値する。
 選択する読書によって、本の世界がさらに
広がる。

 数学の問題を解く場合も、言えること (なぜならば ) を推し進めて答えを得ることができます。
 三角形の面積を求める例を示します。
  △ADE△BDC (∵ ∠D共通、弧EC の円周角∠A=∠B)
 とすることで、計算の主要な過程を浮き彫りにすることができます。

問題  AB=AD のとき、△ABC の面積を求めなさい。
   円と三角形の面積 問題
計算  △ADE△BDC から、
 (∵ ∠D共通、弧EC の円周角∠A=∠B)
 AD:BD=AE:BC
 ここで、AD=6
      BD=4 (∵ 二等辺三角形の垂線は底辺を2等分する
      AE=(6−2)=32=4
  6:4=42:BC
  BC=82/3 ・・・
 AC=(AB−BC
    =(36−128/9)
    =(196/9)=14/3 ・・・
 ´△ら、
  △ABC=BC×AC/2
       =(82/3)×(14/3)/2
       =562/9 (cm) ・・・(答)


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