中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 古文の言葉202 | 最新へ | 熟語を使った文章247 >>

どちらがよいかを作文

 問題文を読んで作文してみましょう。

問題
 ある中学校で、国語の時間に新聞の投書を読み、意見文を書くことになりました。
 次の【投書】を読んで、あとの条件に従って文章を書いてください。
【投書】

 「広く浅く」と「狭く深く」どちらがよい?
            〇〇市 春山桃子
  高校に通う息子のモットーは「広く浅く」
 だそうである。勉強にしても習いごとにして
 も、いろいろなことを始めては途中でやめて、
 また次々とまた新しいことを始めている。私
 から見ると、なんだか中途半端で、あまり身
 についていない気がするのだが、本人は全く
 気にしていない。多くのことに広く取り組む
 ほうが本人にとって意味があるらしい。
  私自身はどちらかと言うと「狭く深く」タ
 イプの人間で、例えば小学校時代に習い始め
 た書道は、今も趣味として続けている。なに
 ごとにも一つのことに深く取り組むよさがあ
 るのではないだろうか。

条件
 題名を書かない。
 2段構成とし、第1段落では、【投書】に対する自分の意見を書き、第2段落では、その理由を、具体例をあげながら書く。
 150字以上200字以内で書く。
(青森県高 入試問題より)


投書をもとに、2つの考えを整理すると?
広く・浅く 狭く・深く
立場 高校生の息子 母親
長所 多くのことに広く取り
組むことができる。
新しいことを始めるこ
とができる。
小学生で習った書道
を大人になっても趣味
として続けている。
一つのことに深く取り
組むよさがある。
短所 勉強や習いごとを途
中でやめる。
中途半端で、あまり
身につかない。

2つの考えを自分なりに比較すると?
広く・浅く 狭く・深く
長所 博識家になれる。
多くの体験ができる。
新しい発見の機会が
増える。
自分に向いているか
否かが分かる。
専門家になれる。
経験則を得ることが
できる。
得意分野を核として、
異分野へ発展させる
ことができる。
短所 醍醐味を知らずに
終わる可能性あり。
他の分野に目が向
きにくい。

一方に賛成、一方に反対、両方に賛成、どれで書くか?
両方の考えは大切なので、両方に賛成の立場で書く。

具体的な例は?
日本百名山を登っている。
人生の時間は限られている。
未踏の山が多数あり、「広く・浅く」登らざるを得ない。
新しい山は憧れとともに、発見や感動がある。
百名山を登りきるには、「深く・狭く」も大切である。
気象や地形、応急処置など、登山についての専門的な知識が身を守るからだ。

 作文例を示します。

作文例
´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝










 「広く・浅く」と「狭く・深く」、両方が
大切だと考える。
 日本百名山を登っている私には、どちらも
切り離すことができない。人生の時間は限ら
れている。未踏の山は多数あるので、「広く
・浅く」登らざるを得ない。新しい山は、憧
れとともに、発見や感動がある。この百名山
を登りきるには「深く・狭く」も大切である。
気象や地形、応急処置など、登山についての
専門知識が身を守るからである。


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ