中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉216

 次の古文を読んで、後の問いに答えてください。

この場面までのあらすじ
 月夜に開かれた歌会の最中に、橘俊綱
(たちばなのとしつな)が、そばに控えていた者に向かって、うまく和歌を詠むことができれば休暇を与えようと言った。
 「暇(いとま)だに給はるべくは、案じ詠みてこそ見候はめ」といふを、愛して、「仔細なし。よく詠みたらば、勧賞(けんじゃう)も行ふべし。池上月(ちしゃうのつき)といふ題の心は、水の上に月の宿りたる心を、思ひ続けよ」といへば、池の辺に寄りて、うめきすめきて(苦労して和歌を詠んで)、「(つかまつ)りてこそ候へ」とて、
  空や水水や空ともおぼほえず 通ひてすめる秋の夜の月
   通ひて…共通して
(「沙石集」より 大阪府高 入試文)


 「沙石集」(しゃせきしゅう)は、鎌倉時代に無住(むじゅう)によって編集された仏教説話集です。
 歌会で、控えていた者が橘俊綱に、「休暇をいただけるなら、考えて読んでみます」と言った。橘俊綱は、「うまく詠んだならほうびを与えよう。池上月という題は、水面に月が映るようすを思い続けなさい」という意味だと言った。控えていた者は、歌を詠んだ。

A 下線の意味は語群のどれですか。
1 愛して
2 仔細なし
3 仕りてこそ候へ
4 おぼほえず

語群
ア さしつかえない
イ 思われない
ウ 気に入って
エ いたしました

B 和歌はどのような情景を詠んだものですか。その内容についてまとめた次の文の【   】に入る内容を、現代のことばで15字程度で書いてください。
 秋の夜の月は、【        】どちらも澄み切っているという情景。

答 え











答 え

1 ウ 気に入って
2 ア さしつかえない
3 エ いたしました (できました)
4 イ 思われない (おぼほえず:思ほえず)

B 解答例
 空に浮かぶ月も、水に映る月も (14字)
 空にある月も水に映っている月も (15字)


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