中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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方言で話すことを作文

 問題文を読んで作文してみましょう。

問題
 「方言で話すこと」について、あなたの考えや意見を、あとの条件にしたがって書いてください。 
条件
 題名は書かずに本文から書き出す。
 あなたの体験や見たり聞いたりしたことを具体的に書く。
 あなたの考えや意見が的確に伝わるように書く。
 原稿用紙(20字詰×10行)の使い方にしたがい、全体を160字以上200字以内にまとめる。
(三重県高)


方言について、どのような体験があるか。 (各自、列挙する)
・鹿児島の指宿(いぶすき)で老人夫婦に道を尋ねた。相手は理解しているようだったが、何を言っているのかまったく分からなかった。
・沖縄の漁港で、どんな魚が釣れるか老人に聞いたが、何を言っているかまったく分からなかった。
・寮の食堂で、賄いさんに「おばんです」と挨拶すると、どこの出身かと聞かれた。「こんばんは」が標準語だと広島弁で言われた。
・新潟の友人から電話があり、「おばんです」と言われほっとした。
・大分の友人に、よだきい(めんどくさい)、つるっとした(すっきりした)、しんけんに(非常に)、しらしんけんに(真剣に)、かってくる(借りてくる)などを教わった。
・「とうきび」は「とうもろこし」、「なすび」は「なす」が正しいと言われた。
・熊のイントネーションは「クマ(同じ高さ)」ではなく、「マ(クが高い)」と指摘された。
・青森の友人に、わ(自分)、め(おいしい)、だ(そうだ)などを教わった。寒いので、言葉を省略しているという。省エネ型。

体験例からどんなことが言えるか。
高齢者の方言はまったく理解できないことがある。
自分では気がつかずに方言で話している。
方言を教えてもらい、自分も使ってみると会話が楽しくなる。

方言に対する考えは?
方言を指摘されたときに、方言であることに気がつく。
標準語で話しかけられたときは、できるだけ標準語で話す。
郷に入れば郷に従え…方言を覚え使ってみる。周囲の人たちと通じあえるようになる。
身についた方言で話されたとき、郷愁を覚えほっとする。

結論で言いたいことは?
方言を覚え、方言で会話できると親近感・一体感が生れる。

 作文例を示します。

作文例
´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝










 学生寮に青森の友人がいる。初めは何を言
っているか分からなかった。友人から「わ」
は自分、「め」はおいしい、「だ」は(そう
だ)と教えてもらう。寒い地域なので、口数
をできるだけ減らすためだという。
 友人と焼肉を食べたとき、「め」が口をつ
いて出た。友人も「め」と言い盛り上がる。
 方言を覚え使ってみると、方言で話す人と
一体感が生れ、通じ合いやすい。方言を話す
相手を尊ぶ気持ちが伝わるからだと考える。


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