中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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読書の効果の違いを作文

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 問題文を読んで作文してみましょう。

問題
 次の資料は、高校生とその保護者とを対象として、「高校生にとって本を読むことの効果について、どのような認識を持っているか」について質問した結果をグラフにあらわしたものです。この資料に関連して、あとの条件にしたがって、あなたの考えを書いてください。
                               (単位 %)
読書効果の認識差
                高校生   保護者
         (参考文献 高校生の読書に関する意識等調査 報告書
条件
 二段構成とし、十行以内で書く。
 前段では、資料から読み取れる高校生とその保護者との認識の違いについて書く。
 後段では、前段の内容をふまえて、認識の違いの理由について、あなたの考えを書く。
 氏名や題名は書かない。
 原稿用紙(20字詰×10行)の適切な使い方にしたがって書く。
 ただし、縦線や縦の二重線などの記号を用いた訂正はしない。
(千葉県高)


読書効果の認識で、大差のある項目はどれか?
高校生>保護者
 物語などを楽しむことができる(差9.9)
 わからない(7.7)
 文章を読むのが早くなる(6.9)
 気分転換になる(6.5)
保護者>高校生
 いろいろな人の考え方に触れられる(18.8)
 事物を深く考えられるようになる(12.7)
 言葉の表現力をつけることができる(10.6)
 視野が広がる(9.6)

大差のある項目から読み取れることは?
高校生は読書を享楽や気分転換と捉え、読書の効果がわからない人も約1割いる。
いっぽう保護者は、読書を通じて思考や表現力を高め、視野が広がると捉えている。
読書の効果について、「物語などを楽しむことができる」は、高校生が9.9(ポイント)多く、「わからない」も7.7多い。
保護者は、「いろいろな人の考え方に触れられる」が18.8多く、「事物を深く考えられるようになる」が12.7多く、「言葉の表現力をつけることができる」が10.6多い。

認識の違いの理由は?
保護者と比べ、高校生は読書経験が少なく、効果を実感できていないからだと考える。

 作文例を示します。

作文例
´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝










 読書の効果について、高校生は「物語など
を楽しむことができる」が 9.9(ポイント)
多く、「わからない」も 7.7多い。一方保護
者は、「いろいろな考え方に触れられる」が
18.8多く、「深く考えられるようになる」が
12.7多く、「言葉の表現力」が10.6多い。
 これは、高校生は読書を享楽や気分転換と
捉え、保護者は思考・表現・視野を広げると
捉えているからで、読書経験の少ない高校生
は効果の実感が少ないからだと考える。


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