中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉244

 古文 目次 >

 次の文を読んで、後の問いに答えてください。

 ある在家人ざいけにん:僧にならず仏教を信仰する人)、山寺の僧を信じて、世間・出世(生活や仏教に関わること)深く頼みて、病む事もあれば、薬なども問ひけり。この僧、医骨(医学の心得)もなかりければ、(よろづ)病に「藤のこぶを煎(せん)じて召せ」と教へける。これを信じてこれを用ゐるに、万の病癒(い)えざる無し。
 ある時、馬を失ひて、「いかがつかまつるべき」と云へば、例の「藤のこぶを煎じて召せ」といふ。心得(納得)がたけれども、やう(わけ)ぞあるらんと信じて、あまりに取り尽くして、近々には、無かりければ、山の麓(ふもと)を尋ねける程に(時に)、谷のほとりにて、失せたる馬を見付けてけり。これも信のいたす所なり。
(「沙石集」 長崎県高 入試問題文より)


 沙石(しゃせき)集は、鎌倉時代に無住(むじゅう) によって編集された仏教説話集です。

僧を信じた在家人の話が書かれています。
在家人は山寺の僧をたよりにし、病気になれば薬なども尋ねた。
この僧は医学の心得はなかったが、万病に「藤のこぶを煎じて用いなさい」と教えた。信じて用いると、治らないことはなかった。
ある時、在家人の馬がいなくなった。
「どうしたらよいでしょう」と言うと、
「藤もこぶを煎じて用いなさい」と言った。
納得いかないが、わけがあるのだろうと信じて、山麓で藤のこぶを探していた。
すると、谷の辺りで、いなくなった馬を見つけた。
これも信じたおかげである。

A  銑い琉嫐は語群のどれですか。
頼みて
万の
召せ
つかまつる

語群
お飲みなさい
いたす
すべての
たよりにして

B この話の趣旨として最も適切なものはどれですか。
知識を集めれば、どのような問題も解決できるということ。
地道な努力を続ければ、知識や知恵など不要だということ。
ひたすらに仏を信じて教えに従えば、報われるということ。
周りとの人を思いやる心を持てば、幸せになれるということ。

答 え












答 え

たよりにして
すべての
お飲みなさい
いたす

B ウ


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