中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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利用するメディアを作文

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 問題文を読んで作文してみましょう。

問題
 次の資料は、ある中学生が「世の中のできごとや動きに関する情報を得るために最も利用するメディア」について発表した資料の一部です。
 国語の授業で、この資料から読み取ったことをもとに「メディアの利用」について、一人一人が自分の考えを文章にまとめることにしました。あとの条件に従ってあなたの考えを書いてください。

利用するメディア
 総務省 『平成27年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する
 調査 報告書』から作成 (平成27年調査)

条件
1.  段落や構成に気をつけて、自分の体験(見たこと聞いたことなども含む)をふまえて書く。
2.  文章は、200字以上、240字以内で書く。
3.  原稿用紙(20字詰×12行)の正しい使い方に従って、文字、仮名遣いも正確に書く。
4.  題名・氏名は書かないで、1行目から本文を書く。
(埼玉県高)


テレビ・インターネット・新聞の違いは何か?
 各メディアの特性を表にまとめます。
特性\メディア テレビ インターネット 新聞
速報性 実況可 即時 半日・1日遅れ
伝達データ 映像・音声 画像・文字 写真・文字
いつでも 番組時間 任意の時間 朝・夕
どこでも 設置場所 設置・携帯場所 家・売店など
情報の蓄積 流れ去り 膨大な蓄積 紙とともに消滅
反復参照 一過性 再参照可 再読可
双方向性 検索・交信可
情報の信頼性 やらせあり 誤り・デマ含む 新聞社の責任
伝達対象 集団 個人・集団 集団

グラフの特徴は?
グラフは、情報の速報性・信頼性を示す。
利用するメディアは、テレビ、インターネット、新聞が上位を占める。
テレビの速報性と信頼性は大差がない。
 速報性…55.5%
 信頼性…58.6%
インターネットと新聞の即時性と信頼性は逆転している。
 速報性…インターネット(39.3%)、新聞(3.4%)
 信頼性…インターネット(17.0%)、新聞(20.0%)

グラフの特徴の理由は?
 両方のグラフでテレビが5割以上を占めるのは、最新の情報が流れ、また映像や音声から事実を確認しやすいから。
 インターネットの速報性が高いのは、蓄積された情報や最新の話題をパソコンや携帯端末からすぐに見ることができるから。
 しかし、誤りやうそ、デマを含む。
 新聞の信頼性が高いのは、新聞社が企画・取材・編集・作文に責任を持って発行しているから。また、記事を再確認できる。
 しかし、新聞は配達時刻が限られ、読む場所も限られる。

理由を裏付ける体験・事例は?
 私は情報を、「耳で聞いて、目で確かめる」ようにしている。例えば、テレビで放送されるニュースは、映像や音声によるので、事実として受け入れやすい。しかし情報が流れ去るため、新聞記事で再確認している。

作文の構成をどうするか?
 グラフから読み取れることを挙げる。
 読み取れることの理由を考察する。
 理由を裏付けする体験例・事例を示す。

 作文例を示します。

作文例
´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝












 情報の速報性と信頼性の図から、テレビ、
インターネット、新聞の順に上位を占める。
.謄譽咾蓮△匹舛蕕癸騎箘幣紊蚤膾垢ない。
▲ぅ鵐拭璽優奪箸反景垢狼嫖召靴討い襦
 理由を考察する。.謄譽咾蓮∈膿珪霾鵑
流れ、映像や音声から事実を確認しやすい。
▲ぅ鵐拭璽優奪箸和┿検索や表示が可能だ
が、誤りやデマを含む。一方新聞は、配達が
朝夕だが、新聞社の責任の元で印刷される。
 私は情報を「耳で聞いて目で確かめる」よ
うにしている。例えば、テレビの情報は消滅
するので、新聞の活字で再確認している。


参考文献
〔1〕情報収集媒体としての「ネット」と「新聞」の特徴・違い (2017年11月28日現在)
〔2〕インターネット・メディアの種類・特性(特徴)とマスメディア媒体の比較 (2017年11月28日現在)


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