中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉256

古文 目次 >

 次の文章を読んで、後の問いに答えてください。

 昔、国皇(帝王)あり。'国を治めて後、群臣に問ふ。「我、よく国を治む。賢なりや、否や」。諸臣が云はく。「帝、はなはだよく治む」。時に、一人の臣あり、云はく、「帝、賢ならず」と。帝の云はく、「故如何(ゆゑいかん)」。臣が云はく、「国を治めて後、弟に(土地を)与へずして、子息に与ふ」と。帝、心に(かな)はずして、追ひ立てられて後、また、一人の臣に問ふ。「朕(私は)、よく仁ありや、否や」。臣が云はく、「はなはだ仁あり」。帝の云はく、「その故如何」。臣が云はく、「仁君には、必ず、忠臣あり。忠臣は直言あり(思うことをはっきり言います)。前臣、はなはだ直言なり。これ忠臣なり。仁君にあらずんば、得じ」。帝、これを感じて即ち、前臣を召し返さるるなり。
  (「正法眼蔵随聞記」 茨木県高 入試文より)

 正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)は、鎌倉時代に、曹洞宗の開祖道元の語録を弟子の孤雲懐奘(こうんえじょう)がまとめたものです。

 次のようになことが書かれています。
国を治めた帝王が、臣下(仕える者)に聞いた。
 帝王 「我、よく国を治む。賢なりや、否や」
 臣下 「帝、はなはだよく治む」
 ある臣 「帝、賢ならず」
 帝王 「故如何(ゆゑいかん)
 ある臣 「国を治めて後、弟に与へずして、子息に与ふ」
帝王の心に適(かな)はずして、その臣下を追い払った。
その後、別の臣下に対し帝王は聞いた。
 帝王 「朕、よく仁ありや、否や」
 別の臣 「はなはだ仁あり」
 帝王 「その故如何」
 別の臣 「仁君には、必ず、忠臣あり。忠臣は直言あり。前臣、はなはだ直言なり。これ忠臣なり。仁君にあらずんば、(直言する忠君を)得じ」
帝王はこれを感じて、前臣を召し返した。

問題
1. 下線部の意味は語群のどれですか。
故如何(ゆゑいかん)
(かな)はず
感じて
即ち

語群
心を動かされ
すぐに
合わなく
それはどうしてか

2. 文章の内容に合っているものはどれですか。
「帝、賢ならず」と答えた臣下は、多くの臣下の協 力により、 再び国皇の元に戻った。
「帝、賢ならず」と答えた臣下は、もう一度国皇に 仕えるため、自分の発言を改めた。
「はなはだ、 仁あり」と答えた臣下 は、仲間をかば う発言をしたため、土地を取り上げられた。
「はなはだ、仁あり」と答えた臣下は、国皇の行為 を非難することなく、間違いに気づかせた。

答 え











答 え
1.
それはどうしてか
合わなく
心を動かされ
すぐに

2. エ


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