中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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論語に賛成・反対の作文

小論文 目次 >

 問題文を読んで作文してみましょう。

問題
 あなたのクラスでは、国語の授業で、次の四角枠の中 の文章に表された考えについて、それぞれが賛成、反対の 立場に立って意見を発表し、交流することになりました。あな たなら、どちらの立場で、どのような意見を発表しますか。 具体的な根拠を含めて、あなたの意見を書いてください。ただし、後の条件にし たがってください。
 子日(い)はく、「道同じからざれば、相(あ)ひ為(ため)に謀(はか)らず」と。
(現代語訳)
 孔子さまが一言われたことには、「進む道が同じでないならば、お互いに話し合いはしない方がいい」と。  (『論語』による)
条件
 1マス目から書き始め、段落は設けない。
 150字以上、 180字以内で書く。
(静岡県高)


進む道の意味は?
目指す方向
進路
目的

手段
価値観
主義・主張
宗教
倫理
重点・観点 など

話し合いはしない方がよい、という意味は?
話し合いにならない
話しても折り合わない
話すのは時間の無駄
合意形成はできない
協力して問題解決できない

賛成・反対の事例は? ← 各自、考える。
中学生の子供を朝起こすことについて、
 母親: 遅刻しないように子供を起こすべきだ。
 父親: 自己責任で起きて学校に行くぶきだ。
 → 互いの反対意見を受け入れる余地はない。
弱い反対なら、話し合いが可能である。
 母親: 起こしてもよい。
 父親: 起こさなくてもよい。
 → 試験に遅れそうなときは起こす。
   普段は依頼心を防ぐために起こさない。
 反対意見が弱まり、話し合いが可能になる。

内容

 主張が対立しているからといって、話し合いをしない方がよい、という考え方には反対である。
 例えば、中学生の子供を朝起こすことについて、母親は遅刻しないように起こすべきだと言い、父親は自己責任で起きて学校に行くべきだと言う。起こすか、起こさないかで主張は対立している。
 入学試験で遅刻しそうなときには、起こしてあげるべきである。一方、起こしてもらうことが習慣化すると、依頼心が強い人間に育つ可能性が高く、いつまでも子離れや親離れができにくい。
 母親が「起こしてもよい」と主張し、父親が「起こさなくてもよい」と主張すれば、反対意見は弱まり、話し合いが可能になる。すなわち試験のときは、遅れそうなら起こしてもよく、普段は自分で起きるので起こさなくてもよい、とすることができる。

 中学生の子供を朝起こすべきか?
ゝこすべきである 反対
←→
起こすべきでない
大小 × 大小
5こしてもよい
=起こすべきでない
ということはない
←→
小反対
さこさなくてもよい
=起こすべきである
ということはない

 作文例を示します。

作文例
´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝









主張が対立するからといって、話し合わない
方がよい、という考えには私は反対である。
例えば、母親は遅刻しないように起こすべき
だと言い、父親は自己責任で起きて学校に行
くべきだと言う。反対意見を受け入れる余地
はない。もし母親が起こしてもよい、父親が
起こさなくてもよいと言えば、反対が弱まり
話し合いができる。試験に遅れそうなときに
は起こし、普段は起こさず依頼心を防げる。

JUGEMテーマ:学問・学校

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