中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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推理する

 たとえば「ミヤマクワガタの足は6本ある」「ノコギリクワガタの足は6本ある」「コクワガタの足は6本ある」から、「クワガタの足は6本あるだろう」と考えることを推理とよぶことにします。

 推理は、真理を推(お)しはかるという意味で、事例から結論を想像で引きだす方法です。クワガタの例では、大中小3種類のクワガタの例から、クワガタの足が6本であることを引きだしています。

  ミヤマクワガタの足は6本ある
  ノコギリクワガタの足は6本ある ⇒ クワガタの足は6本だろう
  コクワガタの足は6本ある

 結論の表現は推論が「〜である」にたいし、推理は「〜だろう」「〜かもしれない」です。それはなぜでしょうか。

 推論はすべてのクワガタについて結論をみちびきだせますが、推理はいくつかのクワガタから結論を引きだしているからです。
 推論: (すべてのクワガタ→昆虫)で(すべての昆虫→足が6本)
       → (すべてのクワガタ→足が6本)である

 推理: (いくつかのクワガタ→足が6本) → (すべてのクワガタ→足が6本)だろう

 記号であらわすと、この例の推理はつぎのような形式です。Aを「クワガタ」、Bを「足が6本」、→を「ならば」、?を「かもしれない」とします。「すべてのA」は「A」と表されることが多いです。

  (いくつかのA→B) → (すべてのA→B)?

 応用すると、「ハシブトガラスは黒い、ハシボソガラスも黒い、ならば、カラスは黒いかもしれない。」と推理できます。「ならば」は、「だから」「すると」「それゆえ」「ゆえに」といった意味です。


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