中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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定理・法則・規則を使う

 たとえば数学で習うピタゴラスの定理、理科で習うオームの法則、交通規則は同じ考え方で使うことができます。同じ考え方とは「すべてにいえることは、個別にもいえる」ということです。

 ピタゴラスの定理は、直角三角形における3辺の長さの関係です。a、b、c(最長)とすると、a2 +b2 =c2 です。たとえば、a=3、b=4のとき、c=5の直角三角形になります。a=5、b=12 のときは、c=13 の直角三角形になります。
 a2 +b2 =c2 は直角三角形のすべてにあてはまる普遍の関係で、(3,4,5)や(5,12,13)での関係は個別の関係です。

 オームの法則は、電圧が線にかかると、電流が線に流れる関係です(電流×線の抵抗=電圧)。線が同じなら、電圧が大きくなると電流も大きくなります。線の抵抗(流れを止めようとするもの)を1とすると、電圧=1なら電流=1、電圧=2なら電流=2です。
 電流×線の抵抗=電圧 は普遍の関係で、個別の値をあてはめることができます。

 交通規則で、「だれもが酒を飲んで車を運転してはならない。」は、「だれもが」とすべての人をあらわしています。個別に、校長先生、警察官、政治家、学生にもあてはまります。

 記号であらわすと、すべてのAがBであるならば、あるAもBである、となります。これを個別化の原理といいます。
  (すべてのA→B)→(あるA→B)

 定理例: すべての(a,b,c)が a2 +b2 =c2
  → (3,4,5)も 32 +42 =52
 法則例: 電流×線の抵抗=電圧 → 電流1×抵抗1=電圧1
 規則例: だれもが飲酒運転禁止 → 先生も飲酒運転禁止


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