中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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イヌからクマを類推する

 これから類推法を使ってクマの予防策を考えてみましょう。事例は、日高山脈にあるカムイエクウチカウシ山(通称カムエク、1979m)の登山計画の一部です。

 類推法は、両者が似ている場合、一方がもつ特徴は他方にもあるだろうとする考え方です。類推、類比推理、アナロジーともいいます。

 カムエクはアイヌ語で「ヒグマが岩崖をよく踏み外して下へ落ちる所」という意味です。1970年7月に福岡大学ワンダーフォーゲル部の学生がヒグマに襲われ3人死亡しています。

 クマはイヌの仲間と考えられていました。後ろ足の骨格が違いますが、クマとイヌは似ています。イヌは鼻と耳がよく、目がわるい(=近眼の)特徴があります。同じことがクマにもいえそうです。

 そこで次のようなことに注意しました。そして無事に登頂し帰還できました。

鼻がよい テント内で食事をしない。
テント内に食糧を置かない。
テント・食事・食糧を正三角形に配置し、食糧は木につるす。
会ったら、トウガラシエキス入りのクマスプレーをヒグマの顔にかける。
耳がよい 高音の鈴2種類を鳴らしながら歩く。
笛を吹く。
話しながら歩く。
目がわるい ヒグマが風上にいると臭いがわからず会いやすい。
川の音で鈴の音が届かないと会いやすい。

 類推法の考え方は次のような形式です。AとBは似ていて、Aの特徴はaなので、Bもaだろう。
  (A≒B)で(A→a) → (B→a)?


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