中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 倫理のことば | 最新へ | 問いに答えて作文する >>

すべての例で考えを証明する

 これから、すべての例をかかげて考えが正しいことを証明する考え方を説明します。

 例をあげて考えを証明することを例証といいました。ところが、いくつかの例による証明は「その考えは正しいだろう」という推理になり、完全ではありません。たとえば「カラスは黒いトリである」ことを証明しようとしても、世界中のカラスを確かめることはできません。

 ところが、例の数が限られていると、すべての例を確かめることができる場合があります。たとえば、サイコロの表と裏にある目の関係は、表の目+裏の目=7 になっています。この考えを問い・答え・理由で表してみましょう。
 
問い:サイコロの目の関係は?
答え:表の目+裏の目=7 になっている。
理由:サイコロの表の目と裏の目の組み合わせは、(1,6)(2,5)(3,4) で、すべての場合になりたつ。

 サイコロの表と裏の例は3通りしかないので、すぐ確認することができましたね。

 ところで、世界中の地図を4色だけで塗り分けることができるか、という地図の4色塗り分け問題がありました。となりの国が同じ色になってはいけません。そして、4色で塗り分けできることが、スーパーコンピューターを使ってすべての場合について証明されました。この証明は、エレガント(優雅)な方法ではなかったので、エレファント(象のよう)な方法とよばれています。実際に、4色の世界地図ができています。

 すべての場合をかかげて証明する方法を完全列挙の方法といいます。考える形式は「すべてのAがBなら、AはBだ」です。
  (すべてのA→B) → (A→B)


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ