中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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対偶

 対偶(たいぐう)は、「A→B」と「−B→−A」の対(つい)になった2組の関係(偶)をいい、両者は同じです。

 (A→B)≡(−B→−A)  AならばBは、BでないならばAでない。

 例を3つ掲げるので確認してください。

例1: 「スズメであるならば鳥である」の対偶は、「鳥でないならばスズメでない」です。

例2: 「偶数は2で割り切れる数だ」の対偶は、「2で割り切れる数でなければ偶数でない」です。

例3: 「クジラはイワシより大きい」の対偶は、「イワシと同じかイワシより小さいならクジラでない」です。

 例1を簡単にいうと「スズメは鳥だ」「鳥でないならスズメでない」です。例2の「偶数は」は「偶数であるならば」のことです。例3の「より大きい(>)」の否定は、「同じかそれより小さい(≦)」になります。

 対偶は「時間のない関係」です。因果関係のような「時間のある関係」にはそのまま使えません。

 たとえば、「より道しなければ、学校にまにあう」の対偶をとって「(結果が)学校にまにあわないなら、(原因は)より道した」と決めつけることはできません。より道はしていないけれども、バスが来なかったのが原因かもしれないからです。

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