中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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できごとの作文を書く

 「きのう学校であったことを作文にしてください」という課題が与えられたとき、どのようにすればよいでしょうか。

 5つのことをして作文にしてみましょう。1.範囲をきめ、2.材料を出し、3.材料をしぼりこみ、4.しぼりこんだ材料を詳しくし、5.作文にまとめます。せばめたり、広げたりしながら作文に近づけていきます。

1.範囲を決める。
 書く範囲はどこまでですか?
  きのう
  学校で
  あったこと

2.材料を出す。
 どのようなことがありましたか?
 なにをしましたか?
  勉強した
   国語、数学、音楽、・・・
  昼休みにハチに刺された

3.材料をしぼりこむ。
 新しいこと、役に立つことは?
  ふしぎだと思ったことは?
  これはいいと思ったことは? △音楽でカントリーロードを歌った。
  へーと思ったことは? ×コンセントがブタの鼻に似ている。
  すごいと思ったことは?
  なるほどと思ったことは?
  たいへんだったことは? ○ハチに刺された。
  わくわくしたことは? 
  みんなに伝えたいことは? ○ハチに気をつけよう。

4.その材料を詳しくする。
 その材料と5W1Hで問いを立てます。この例では、「なぜ?」や「どうなった?」が作文の中心になっています。
  いつ? きのうの昼休みに
  どこで? 校庭のまわりにある草むらで
  だれが? 私は
  なにを? ハチに
  どのようにして? ボールをさがしているときに
  どうした? 刺された
  なぜ? 校庭でキャッチボールをしているときに、ボールをとりそこない、ボールが草むらに入ったので
  どうなった? ボールを拾おうとしたとき右の腕をハチに刺された。注射されたように痛かった。ハチの巣が横にあり、何匹も飛んでいた。すぐ保健室に行った。薬をつけてもらったが、腕がしびれていた。
  巣はどうなった? 担任の先生が殺虫剤をかけて取ってくれた。巣は灰色で、高さを半分にしたお椀のような形だった。
  ハチはなに? 家に帰って図鑑を見ると、アシナガバチに似ていた。スズメバチでなくてよかった。
 
5.詳しくした材料を作文にまとめる。
作文例:
 校庭の草むらで
 きのうハチに刺された。昼休みに校庭でキャッチボールをしているときに、とりそこなったボールが草むらに入った。ボールを拾おうとしたとき、右の腕が注射をされたように痛くなった。ハチが腕にとまっている。急いではらいのけた。巣が横にあり、何匹も飛んでいる。
 友だちが心配してくれて、いっしょに保健室に行く。刺されたところは500円玉の大きさで赤くはれ、薬をつけてもらうが、昼休みの間じゅう腕がしびれていた。
 夕方、担任の先生が殺虫剤をかけて巣をとってくれた。巣は灰色で、高さを半分にしたお椀のような形だった。
 家に帰って図鑑を見ると、アシナガバチに似ている。刺されると死ぬこともあるスズメバチでなくてよかった。


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