中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 問いの答えを構成して書く | 最新へ | 段落の分けかた >>

論文を形でとらえる

 単純で、対称的で、相似関係のある形は均衡性や統一性があります。論文も形で見ると同じようなことがいえます。たとえば、理由が単純なほど理解しやすく、双括型は結論が対称です。本文の要約(抄録)と本文の構成は相似関係になっています。

1.単純性
 結論と一つの理由による構成が最も単純です。理由が多くなり、複雑になるほど理解しにくくなります。

単純な構成 複雑な構成
 結論
  理由
 結論
  理由
  理由
   :

2.対称性
 「結論・理由・結論」の双括型は結論が対称です。また、本文が双括型であったり、本文を構成する各段落が双括型であったりします。
 仮説の実証と反証は対称になっています。仮説を示し実証し、仮説を示し反証します。
 仮説検定も対称性があります。仮説 a の帰無仮説−a(aでない)の検定結果で、有意水準の確率(たとえば5%)をもとに、
 5%以下なら仮説 a は有意と認められることを示し、
 5%を超えるなら仮説 a は有意と認められないことを示します。
(仮説検定は、クリス・バーナード『生物学の考える技術』、ブルーバックスを参照してください)

本文 段落 
 結論
  理由
   結論
 結論
  理由
   結論

3.自己相似性
 自分が自分の部分に似ている関係を自己相似性といいます。たとえば、ブロッコリーを分解するとブロッコリーになり、さらに分解してもブロッコリーになります。論文では、本文と段落の構成、抄録と本文の構成に自己相似性が見られます。

 抄録  本文  段落 
-  結論
  理由
 結論
  理由
-  理由
  結論
 理由
  結論
結論 方法
結果 解釈
 結論
  方法
  結果
  解釈 
-


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ