中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 段落の分けかた | 最新へ | 段落の書きかた >>

段落の分けかた その2

 構成から段落を書くことができます。できごとに続き、考えを書く場合を説明します。

2.考え
 問い・答え・理由を構成し、構成から表題(題名)と段落を書くことができます。問いまたは答えを圧縮すると、表題(題名)になります。問いは導入部の段落としても使えます。理由の構成を各段落に対応させることができます。

 「記憶力アップに効く匂い」という事例をもとに構成と段落の関係を見てみましょう。出典は、二木紘三著『ビジネスマンのための図解 勉強の技術!』(日本実業出版社)です。

 事例の構成は調査研究型になっています。

問い:匂いで記憶力が向上するか?
答え:匂いを使うと、右脳を使う勉強や作業をするときは効率が高くなる。
理由:
(方法)
ローズマリーとペパーミントのエッセンシャルオイル(精油)を使って、匂いが学習能力にどの程度影響するかテストによって調べた。
(結果)
(絃呂魎欅典する単純記憶のテストでは、無香の状態より、匂いのある状態で行ったときのほうが、2倍近く成績がよかった。
∧絃呂陵解度を見る理解力テストでは、香りのありとなしとでは、差がほとんど出なかった。
(解釈)
匂いは右脳に対して選択的に働く、ということになる。
 |噂禝憶は、おもに右脳で行われる。
 ∧絃呂瞭睛討鮨簍したり、理解したりするのは、言語脳である左脳の働きによる。


 実際の文章を示します。文章の配置は尾括型です。構成と段落の対応がわかるように(青字)を追加しています。

 記憶力アップに効く匂い
 学習効率に匂いが影響するということは、古くから知られている
(導入)
  ローズマリーとペパーミントのエッセンシャルオイル(精油)を使って、匂いが学習能力にどの程度影響するかを調べたテストでは、次のような結果が表れた
(方法)
 まず、文章を丸暗記する単純記憶のテストでは、無香の状態より、匂いのある状態で行ったときのほうが、2倍近く成績がよかった。
 ところが、文章の理解度を見る理解力テストでは、香りのありとなしとでは、差がほとんど出なかった
(結果)
 単純記憶は、おもに右脳で行われるが、文章の内容を推理したり、理解したりするのは、言語脳である左脳の働きによる。ということは、匂いは右脳に対して選択的に働く、ということになる
(解釈)
 したがって、右脳を使う勉強や作業をするときは、匂いを使うと、効率が高くなる
(結論)

- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ