中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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「です・ます」調と「である」調 その2

 「わかる国語 読み書きのツボ」という小学生向けのNHKテレビ番組があります。「読み書きのツボ」から知識が得られ、要点がわかります。2006年8月2日の放送で、「先生、花が咲いています」と「先生、花が咲いている」の使い分けが説明されていました。

 この番組から、「です・ます」調と「である」調について分類・距離感・独り言の3点について気がついたことを述べます。

1.「ていねい」と「ふつう」の中に、「です・ます」調と「である」調が含まれる。
 たとえば、「花がきれいです」はていねいな表現で、「花がきれい」「花がきれいだ」はふつうの表現です。「花がきれいである」は文章表現ではふつうといえます。「花がきれいに咲いています」はていねいな表現で、「花がきれいに咲いている」はふつうの表現です。

ていねい ふつう
花がきれいです。
花がきれい。
花がきれいだ。
花がきれいである。
花がきれいに咲いています。 花がきれいに咲いている。

2.相手との距離を感じるときに「です・ます」を使う。
 小学生が先生に花がきれいです」というときには、先生と上下関係という距離を感じているからでしょう。先生を身近に感じるときは、「先生、花がきれい」といえます。小学校低学年の作文も、目上の先生に対して「です・ます」調が使われています。
 相手との距離をおく、説明、お知らせ、依頼、あらたまった手紙も「です・ます」調が使われます。

3.独り言・考えることは「ふつう」の言葉を使う。
 「花がきれいです」は相手に話しかける表現です。独り言は、「花がきれい」「花がきれいだ」という「ふつう」の表現です。独り言は自分に話しかけること、いいかえると考えることであり、「ふつう」の言葉が使われます。

(参考)「です・ます」調と「である」調(その1)で説明している表です。

です・ます だ・である
受ける感じ やわらかい
やさしい
あたたかい
ていねいな
へりくだった
かたい
むずかしい
つめたい
軽快な
おうへいな
使う場面 話す
説明する
知らせる
考える
書く
使う文書 小学生低学年の作文
説明、お知らせ
論文、記録、報告書、
仕事の文書、随筆ほか


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