中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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かっこの使い方

 文章を補足するときに、かっこ(  ) を使うことができます。かっこは、読み、外来語、参照先、属性、言い換え、反論への補足などで使われています。

1.読みを示す
 昆虫(こんちゅう)も生きている。
 かつて留辺蕊(るべしべ)という町があった。
 これはAIDMA(アイドマ)の法則とよばれている。

2.外来語を補足する
 作文のテーマ(主題)は「自分のブランド」となっている。
 「透明な空」がこの作品のコンセプト(意図)だ。
 ゼリーに似ているクラゲは、ジェリーフィッシュ(jjelly fish)という。
 トリレンマは3つ(tri)の前提(lemma)のことだ。
 事実(fact)を英英辞典で引いてみよう。

3.参照先を示す
 ジャンケンは3項対立の構造(注)になっている。
 これらの間に因果関係はないことがわかる(下図)。
 従来、スギヒラタケは食用だった(写真1)。
 河口彗海 『チベット旅行記』(講談社学術文庫)による。

4.属性を補足する
 富士山(3776m)はコニーデ型の火山である。
 ジョン・ロック(1632−1704)は社会契約説を展開した。
 戸河内町(広島県)はやってみようと勇断してくれた。
 濁河の風力発電事業(仮称)は中止になった。

5.言い換える
 主張をつかむために、論の流れ(構成)をつかまえよう。
 談話も文章も根本は言語(すなわち言葉)である。
 カムエク(カムイエクウチカウシ山)は日高山脈第二の高峰である。
 サケの仲間(ニジマスなど)は、指を傷つけるような鋭い歯をもつ。
 「段々と暗くなってきた。雨は激しさを増す。(中略) ついに道が見つかった。」と書かれている。

6.反論を考慮する
 したがって「朝霧は晴れ」になる(かならず晴れるわけではない)。
 気持ちにしたがって自由に(適当に、ではない)点を打つ。
 クマの有害駆除は確実に進行した(現在は保護が進んでいる)。

 言い換えや反論への補足などは、かっこを使うと読みにくくなります。次回、かっこを使わない書きかたを取り上げます。


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