中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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構造という関係

 要素間の時間によらない不変の関係を「構造」といいます。次の2つの三角形の外見は違っています。しかし、辺の長さを短い順にa,b,cとすると、2つの三角形の間には、a2 +b2 =c2 という不変の関係が成り立っています。つまり、2つの三角形は、a2 +b2 =c2 という「構造」になっています。

         

 サイコロの表と裏の数字をaとbとすると、a+b=7 という構造になっています。 表と裏の目をたすと、1+6=7、2+5=7、3+4=7 になります。

            

 時計の向かい合っている数字で、大きい数字をa、小さい数字をbとすると、a−b=6 という構造になっています。大きい数字から小さい数字をひくと、12−6=6、11−5=6、10−4=6、9−3=6、8−2=6、7−1=6 になります。

            

 文化人類学者のレヴィ=ストロースは構造を次のように定義しています。変換は置き換えや変換操作を意味し、属性は性質を意味します。
 「構造とは、変換をおこなっても不変の属性を示す諸要素と、その諸要素間の関係の総体である。」(吉田禎吾ほか 『レヴィ=ストロース』 清水書院)

 構造という見えない関係をとらえることによって、レヴィ=ストロースは文化に優劣はないという文化相対主義を提唱しました。(「未開の文化と現代の論理」参照)


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