中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 因果関係の推理 | 最新へ | 「の」の重複を避ける >>

論文の新規性・明快性・実証性・有用性

 論文には新規性・明快性・実証性・有用性が求められます。知りたいことがよくわかり、納得でき、役に立つ論文にしましょう。

1.新規性がある
 新規性は新奇性・独自性・独創性・進歩性のことで、新しい独自の観点によって自分の考え(新知識)を述べます。新知識には、発明、発見、今までにない工夫、問題解決の方法などがあります。知りたかったこと、予想外の結果など意外なこと、学際のため今まで気づかれなかったことなどを述べます。読者の知的探究心・好奇心を誘い、夢中になって読んでもらえる論文が理想です。

2.明快にわかる
 書かれている内容が理解できるようにしましょう。論理の構成、証明方法、論文の配置、わかりやすい言葉などに留意しましょう。

3.納得できる
 理解できてはじめて、内容に同意できるかどうかがわかります。同意できれば納得できます。
 証明のしかたには推論による証明と事実による実証があります。論より証拠というように、仮説が成り立つことを事実によって示す実証と、仮説が成り立たないことを事実によって示す反証があります。

4.役に立つ
 役に立つとは有用性があることです。いいかえると適用性・一般性・応用性があることです。論文で述べる新知識が、実施可能であり、いろいろな分野に利用でき、社会の役に立ち、応用がきくほど、その新知識は価値があります。

 新規性と明快性が論文に必要です。一方、実証性や有用性は必ずしも要りせん。主張を推論で証明することもできます。有用性がないと考えられても、今後役に立つかも知れないからです(例:アリの体内に”歩数計”)。

 以下に、新規性と有用性のある事例を掲げます。
  再生医療の道をひらく「万能細胞」の作製
  女子中高生 喫煙は母親譲り?
  大きな魚ばかり捕ると、魚の繁殖能力が低下する。


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ