中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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分類の方法

 分類には、外形・機能・歴史・規約などによる方法があります。分類をするためには分類基準が必要です。外形による分類は見た目によるので、いろいろな分類が生じます。機能による分類は働きや用途による分類です。歴史分類は対象の歴史を分類の基準にします。規約による分類は、対象の連続する性質を規約を作って区別します。

 それでは水を例にして分類してみましょう。
1.外形分類
 水の状態には氷・水・水蒸気があります。水のある場所は川・池・湖・海などです。水には、きれいな水と汚い水があり、流れる水と静止している水があります。
   氷・水・水蒸気(基準:状態)
   川の水・池の水・湖の水・海水(基準:場所)
   清水・濁水(基準:汚れ)
   流水・静水(基準:流速)

2.機能分類
 水には飲料用・散水用・防火用・農業用・工業用があります。水を供給することを給水、水を排出することを排水といいます。
   飲料水・散水・防火用水・農業用水・工業用水(基準:用途)
   給水・排水(基準:入出)

3.歴史分類
 使う前の水が上水、使った後の水が下水です。川の淡水は、河口近くで塩分と混ざり汽水となり、海水になります。水蒸気になった水は雨水となって降り、地下にたまります。地下水は湧き水になり、川の水となって、やがて海水になります。
   上水→下水(基準:使用前後)
   淡水→汽水→海水(基準:推移)
   水蒸気→雨水→地下水→湧き水→川の水→海水(基準:推移)

4.規約分類
 相対的なもの、連続するものは基準を示すことによって区別できます。たとえば「冷たい水」は、「5℃の冷たい水」のように表すと明確です。塩水は、塩分濃度が500ppm(1リットルに500mg)を超える水をいいます。硬水・軟水は硬度で、酸性・アルカリ性水はpHで区別できます。
   冷水・温水(基準:温度)
   真水・塩水(基準:塩分濃度)
   硬水・軟水(基準:硬度)
   酸性水・中性水・アルカリ性水(基準:pH)

 規約分類は外形・機能・歴史分類を含みます。なぜなら分ける基準を規約で決めればよいからです。
 
 このほかに、構造分類と総合分類があります。水は氷・水・水蒸気の三つの状態があります。外形は異なりますが、水H2Oは水素H2と酸素O2から構成されています。つまり水はH2Oという不変の構造になっています。この構造によって、たとえば水とオキシドールH2O2を分けることができます。総合分類は基準の組み合わせによる分類です。たとえば三角形論文の分類で使うことができます。


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