中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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「なぜ」が論理をつくる

 問いに理由をもって答えることで論理(主張と理由の関係)ができます。問いにただ答えるだけでは、論理にはなりません。論文はなぞなぞに似て、問いの答には理由があります。一方、事実を述べる文章はクイズに似て、答に理由はありません。

 なぞなぞは、答えと理由の正当性が問われます。相手がなぞなぞを出し、自分が答え、相手がなぜかを問い、理由を答えます。理由がもっともならば相手は納得することができます。例えば、「サンタの靴は何色?」という問いに、「黒」と答え、理由を「サンタ黒スなので」と答えることができます。
 例1:なぞなぞの問答
   問い「サンタの靴は何色?」
   答え「黒」
   問い「なぜですか」
   答え「サンタ黒スなので」

 クイズは答えが自明である(証明なしで正しい)として、理由を問わない問答であるといえます。クイズの問答は、事実を答えます。クイズの答えが事実と合っているかが重要です。例えば、「サンタクロースの靴は何色ですか」という問いに「黒です」のように答えることでクイズは終わります。もし、「なぜ黒であるといえますか」と問われても、「黒だからです」になります。問いと同じ言葉の反復なので理由にならず、この問答は意味をなしません。
 例2:クイズの問答
   問い「サンタクロースの靴は何色ですか」
   答え「黒です」
  (問い「なぜ黒であるといえますか」)
  (答え「黒だからです」)

 一方、「なぜ黒であるといえますか」に対し、「店にあった人形も絵も写真も、サンタの靴は黒でした」と答えれば、答えに理由づけがなされ、論理ができます。論文は理由のある問答です。
 例3:理由のある問答
   問い「サンタクロースの靴は何色ですか」
   答え「黒です」
   問い「なぜ黒であるといえますか」
   答え「店にあった人形も絵も写真も、サンタの靴は黒でした」


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