中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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客観的な認識

 認識は必要によって対象を取捨選択することです。たとえば腕時計で時間を確かめるとき、針と文字盤に焦点を合わせています。文字盤上の製品記号や時計の外枠は視界に入っていますが、見ているようで見ていません。

 では、事物を各人が同じように認識することは可能でしょうか。結論を先にいうと、事物に対して各人の認識条件が同じならば同じ認識が可能です。一方、各人の認識条件が異なれば認識結果も異なります。

 目の前にミカンがある場合、認識者の知覚に大きな違いがなければ、目の前にあるミカンをミカンとして認識することが可能です。

 

 認識者の価値観や判断基準が異なる場合、事物に対する認識結果は人によって異なります。営業の会議で初めて「パイ」という言葉が使われたときのことです。円周率、食べ物、マージャン牌、オ○パイなど参加者はいろいろなパイを思い浮かべました。じつは市場の意味でパイが使われていたのです。「楽しさ」についても同様です。愉快さ、興味深さ、難しさなどの捉えかたがあります。「安全」についても各人の基準によって、ある人は安全であると考え、別の人はそうでないと考えることがあります。

 

 では各人が事物Yを同じようにYと認識するためにはどうすればよいでしょうか。そのためには、各人の認識条件を明らかにし、共通の認識条件を見いだして合意しましょう

 次回に続く


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