中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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賛成・反対の作文 その3

 前回の表2(観点に重みをつけた案の評価)で、重要性が高い観点を賛成・反対の根拠として使えそうです。そこで、「非常に重要」な「言いやすい」と「正しく読まれる」をもとに、賛成・反対の意見を検討してみましょう。

 表2:観点に重みをつけた案の評価
       観点 重み (悠)
(優)
重み
◎:非常に重要 3
○:かなり重要 2
△:重要 1

良さの度合い
○:良い 1
△:どちらともいえない 0
×:悪い −1
 
 言いやすい
 正しく読まれる
 思いやりのある △0
 のびのびした
 競争に適応できる
評点

 観点の重みを考慮した賛成・反対の作文例を示します。作文の構成は、ー分の考えである結論、△曚の考え方を提示、ほかの考え方に対する問題提起、げ善案の提示と根拠、になっています。

「優」に反対
 子どもの名前を「優」にすることに反対である。
 たしかに「優」は言いやすく、優しさが込められた名前だ。
 しかし、言いやすさや優しさだけで名前を決めてよいのだろうか。名は体を表すという。本人を示す名前が正しく読まれるようにしよう。「優(ゆう)」は、「すぐる」「まさる」とも読め、他人には名前が一意に定まらない。
 「優」のかわりに「悠」としてはどうだろうか。言いやすいし、正しく読まれるだろう。「悠」はおおらかで悠悠としている。

 「賛成・反対の作文」の(観点だけによる案の評価)からは、「悠」に賛成・反対することができました。これに対し、表2から「悠」に反対することは、難しいといえましょう。なぜなら、あまり重要でない観点を理由に、自分の考えを述べることには無理があるからです。


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