中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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結論を配置する型の練習

 つぎの1〜5の結論は、語群のどの配置に相当するでしょうか。なお、こちらが参考になります。

1. 複雑なものを理解するためには単純化します。複雑なものを細かく分けることによって、複雑なものの中でだれでも簡単にわかる要素に還元し、これらの要素の関係を組み立てることによって複雑なものが説明できるようになります。このように、対象を基本的な要素に分解して説明しようとする考え方を還元主義といいます。

2. 島には、1日1日と、海鳥が多くなった。海鳥があつまる季節がやってきたのだ。ついに、島いちめんの鳥になって、それが卵を産みはじめた。アヒルくらいの大きさのオサ鳥をはじめ、軍艦鳥、アジサシ、頭の白いウミガラス、それからアホウドリなどが、2メートル四方に、6、70も卵を産むので、まるで島は、卵を敷石のかわりにしいたようになった。 (須川邦彦『無人島に生きる十六人』、新潮文庫)

3. では、テーマについて、何を述べるのでしょうか。そこから喚起される感情でしょうか、感覚でしょうか、何らかの連想でしょうか、雰囲気でしょうか。そういったこともテーマによってはあるかもしれませんが、どうも「論」ということからすると、違和感があります。「論」というのは、簡単に言ってしまえば「考え」ということですから、つまり、考えを述べる、ということになるでしょう。 (大島稔彦『小論文への誘い』、公職研)

4. モンゴロイドの移動の歴史は、日本人の起源とも密接に結びついている。約2万年以前に0型の血液型が多い人々が南から、1万4000年前にはB型のインド・満州型の人たちが北から、日本へやってきた。そして5000年前からはA型が多い湖南型の到来がはじまる。この3度の移動により、日本人が形成されていったと思われる。 (竹内 均編集『Newton 別冊 日本人のルーツ』、ニュートン プレス)

5. 植物は性格が正反対の二つの部分に分れる。光を求めてやまない茎と、闇がほしい根とである。茎は太陽の光をあびるために、自力で立ち上がれない時には、巻きひげ、かすがい、かぎ、登はん根といった、登るためのあらゆる道具の助けをかりる。しゃにむにとなりの茎に身を寄せかけて、らせんにからんでいく。必要とあれば、相手を腕のなかでしめあげてしまう。根の方は、暗闇でしか生きない。どうしても地中の闇が必要だ。そこに達するためには、何ものにもたじろがない。腐食土がなければ、粘土にでも凝灰岩の中にでももぐりこむ。傷を負う危険をおかして石の間に忍び入り、岩のさけ目にすべりこむ。 (ファーブル『ファーブル植物記』、平凡社)

 〔語群〕 頭括型 尾括型 双括型


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